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【本紹介】小さな習慣の積み重ねが、幸せにつながる

いつも機嫌がよくて、楽しそうな人。あなたの周りにもいませんか。そんな人は、幸せにつながる小さな習慣をたくさん持っているのかもしれません。

作家で写真家の有川真由美さんが書かれた『いつも幸せそうな人の小さな習慣 心を自由にして幸せになる88の方法』には、毎日を楽しく生きるさまざまな習慣が載っています。

今回の記事では、本書の紹介をしています。健やかな毎日につながるヒントが見つかりますように。

困難に直面したら、「今できること」に意識を向ける

セルフケアの本を探す中で、出会った本書。書店やインターネットで何度か見かけて気になっていた本で、遂に読んでみることに。チャプター毎に「日々愉快に生きるための習慣」「幸せな人生を送るための習慣」など、テーマに沿った小さな習慣が紹介されています。

その中で、私が特に気になったのは、第5章の「困難に出会ったときの習慣」でした。毎日を生きる中で、困難に直面することは、避けられないこと。そのときにできる対処法を知っておくことは、もしものとき私たちのお守りになってくれます。

紹介されていた方法のひとつが、「今できること」に意識を向けること。辛い出来事があったとき「今できることは?」と自分に問いかけることが大切なんだそうです。

振り返ってみると、私は困難にあったとき、自分ではコントロールできないことに意識を向けてしまっていたこともあったように思います。

「あの人に情けない人だと思われたらどうしよう」と他人の感情が気になったり、「またミスをしてしまった自分はダメな人間だ」と過去を嘆いて自分を責めてしまったり。でも、人の感情や過去はどうしても変えられないものです。

「今できること」に意識を向けてみると、「同じミスが起こらないように、今できることは?」「自分にできることは、誠実に対応することだけ」といったように、目の前のことに集中できるようになります。

困難に直面したときこそ、変えられないことに振り回されず、できることを着実にこなしていきたいもの。本書を読んで、変えられないことではなく、変えられることに意識を向ける習慣ができたように思います。

ただ一方で、どれだけ意識しても、ネガティブな感情は生まれてしまうものです。それは、とても自然なことで、どんな気持ちも大切です。本書でも、まずはネガティブな感情を受け止めたうえで、「今できること」に意識を向けてみることをオススメされていました。みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。

▼どうぞのへやとは?
2020年に誕生。感情を大切にする対話の場を届けてきました。2024年4月にリニューアルし「自分をケアする習い事」を開始。心理学など学術的根拠をもとに、メンタルヘルスを保つためのセルフケアについて考える場を提供しています。

開催予定のイベント・プログラムの詳細は公式HPからご覧ください。

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