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【瓶に詰め込まれた徳島の味】


イルローザのプリン

よくお召し上がりになるお客様は、
一体どんなイメージを持っているのでしょうか?

「普通においしいよね」

おそらくあまり派手さのない素朴なプリンですが、
実は、全国のお菓子屋が行っていないすごい秘密があるんです。

その秘密は、普段買って食べている方でも意外と知らないことです。

イルローザの数ある商品の中でも、熱烈なファン・リピーターが非常に多いイルローザのプリン。

今日はその支持されている秘密の種明かしを少しだけしようと思います。



今から14年前、弊社は悩んでいました。


お菓子屋の定番に位置するプリンを販売しているものの、もっと徳島らしさ・もっと特徴を出したい…。


何か良いアイディアはないか…と。

そんな時出会ったのが、阿波和三盆糖でした。

和三盆糖とは、徳島と香川で200年以上歴史のある希少な高級砂糖です。

通常の砂糖と違い原料と手間暇のかかる製法のため、口溶けの良いすっきりした甘さと独特の香りが特徴です。

これをプリンに使えないか?
パティシエと一緒に開発がスタートしました。
 
弊社は、お菓子を買った先のお客様のドラマまで責任を持ち、菓子作りをしているため中途半端なものづくりができません。

もちろん、今回開発されたプリンも振り切ったこだわりがあります。

 
それが冒頭でお話した、全国のお菓子屋が行っていないすごい秘密です。
 
それは、プリンの下のカラメルにあります。

通常は、砂糖を焦がして作りますが、
弊社は、なんと100%阿波和三盆を使用しているのです。



「長年、全国の菓子屋の業界に携わってきて、
超高価な和三盆糖だけでプリンのカラメルを作る菓子屋は見た事がない」

弊社のパティシエ最高顧問が驚いているこだわりです。

それを職人が時間をかけ温度調整をして、
わずかな変化を見極め、カラメルを手づくりします。

とはいえ、カラメルはプリンの味を引き立てる影の立役者です。

あくまでメインではありません。
 
もちろんプリンそのものも異常にこだわり、
カラメルの和三盆との調和を生みます。

徳島の新鮮な牛乳、徳島の卵屋の黄身、
安定剤・乳化剤不使用の北海道産生クリーム
これに、和三盆糖とグラニュー糖。

あくまで和三盆とプリンの調和を目指すので、バニラ等の香料やゼラチン等の添加物は一切使用しません

こうして1つ1つを瓶に注ぎ、毎朝オーブンで焼き上げて冷やし、完成します。

ここまで手間暇かけると違いが生まれてきます。

プリンの食感はなめらかでコクが強くなります。

それは、卵黄のみを使っているからですが、卵黄だけだと卵感が強くなるので、和三盆で調和させます。

そして、こだわりのカラメルは、ただ甘くて苦いだけではない独特の苦味で和三盆の風味がハッキリ伝わるものになっています。


徳島県の地元伝統素材である和三盆糖の味をプリンで最大限引き出しました。

あまり派手さこそなく、素朴なプリンですが、全国のお菓子屋がわざわざしないことを弊社は魂を込めて作っています。

次回食べる時には少しだけ口の中で存分に時間をかけ、是非弊社の和三盆をプリンで味わってみてください。

当社が調和にこだわっている理由がご理解いただけると思います。

そして、「全国で珍しいカラメルに和三盆100%使っているんだよ」
というエピソードを含めて、大切な人にお土産で渡してみると喜ばれること間違いなしです。

是非お近くの店舗または通販でお試しください。

イルローザは、発売した当初よりも今の方が、そして今よりも将来の方がさらにおいしくなる、という特徴があります。

当然マンマローザも発売当初と今では味は段違いです。常に工房では「もっとおいしく」を追求している当社ならではの特徴かもしれないですね。


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