「おんなのことば」を読んで
ごきげんよう、皆様。
いかがお過ごしでしょうか。
本日は茨木のり子さんの「おんなのことば」を読みました。
心がときめいた詩の文章をいくつか。
カメラにおさめておきたかった、
恋人のふとした美しい瞬間ってありますよね。
私もよくその場面を思い出しては、心地よい気持ちになります。
彼の中にもそんな場面が残っていてくれたら、な。
別れ際、電車の向こう側で手を振った彼の顔は忘れられないです。
同じことを考えている人がいる!って
嬉しくなりました。
檻の中に閉じ込もっていた私の手をとって、
あかるい世界に連れ出してくれたのは、彼でした。
決してむりやりではない、自然でとてもやさしい手だったな。
素敵ですね。
将来の旦那さんに対して、こんな風に想える妻になりたい。
とても気持ちが楽になる文章ですね。
震えるアンテナを、直立不動のアンテナにしようと
自分を奮い立たせてきたけれど、
そんな必要がなかったりして。もしかして。
雨にも風にも揺らがない山に憧れていたけど、
風にゆらゆら揺れる葉っぱもいいか。
受け入れてもらえた気がして、嬉しかったです。
茨木のり子さんは以前「歳月」という詩集を読んでから
とても好きになりました。
のり子さんの旦那さんを見つめる視線が、
あまりに愛おしい。
また「歳月」を読みたくなりました。
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