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曇り空な心

土曜日に、ある種、6才から追い求めてきた疑問の答えに唐突に遭遇したのだが、あまりすっきりしなかった。そうだったんだ、とか、私になる前の私が知りたくてたまらなかったことらしいのねとか。つまり私になる前の私、前世とかそのまた前世とかの私だった人が知りたかった不思議について、膨大な時間が流れた結果私になって答えをようやく知ったのに心が曇り空なのは残念。


だけども、人生の幸福度が下降してゆく時期に知ってしまったというか教えてもらったので、むしろ人生幸福度が人生U字型になってる事の方が知りたかった感が強い^^;

最近、心の空が曇りで梅雨だし、物理的低気圧なことで気持ちもしんどいのかなーとか、元々悲観的に考えてしまうから、こうなのかなと思っていたけど、下降し始めているのかと知った途端、人生の梅雨が始まったと私の中の気象台が、
「長年、梅雨の時期に入りました」
と、身体の全細胞にお知らせ。

だけど6才からの疑問、さらに私の前の私、その更に前の私も知りたかった答え、その答えをもらうまでにかかった時間は、きっと、私が来世に恋人に出会って結婚し、子供を産み親になるという理想を持ち始めた時間より遥かに長く、その貴重な瞬間にやっとやっと出逢えたのに感動が薄いことが悲しくてならない。 
心がぽつぽつ雨。

だけどひとつだけ確信できるのは、ボロボロのように思った人生で、苦痛だらけだった今まで、そして更に人生の幸福度が下降していく今でさえも、この人生が一番幸せなのだとそれだけはわかる。

来世、お母さんになるのかお父さんになるのか、その生物学的な性別はまだ決めていないけど、その来世より、前世より、この今の人生が一番幸せだ。

これから何度生まれ変わろうと、この時代にこの日本に生まれたことについて、私の中のもっともっと私たる私は、未来に、来世の人生を終えたあと必ず、
「あの日本人の頃が懐かしい」
そう言うことは確信できる。

日々、なんだか曇り空な心な毎日で、確かに下降していてもそれでも、根本的な幸せは、最愛の人と呼べたあの恋人と別れて、そこからの自分の人生、仕事、病気、色んなことを自ら選択してきて、いくら最愛の人との別れを選択した自分でも、今曇り空な心でも、雲の上には太陽がとても輝き、夜になれば都会の空では見れないほどの、プラネタリウム並の星空といつでも満月なご機嫌なお月様が輝いていることを想像する。

本当の空も、雲の上はいつもすっきりしている。私の心の空の曇りについては、人生のその時期、梅雨時期でも必ず梅雨明けは、何年後かに来る。そう、私になる前の私が知りたくてたまらなかった答えを得る時間よりも短い間に、私は選択する力を強くして、もっと雲を晴らして幸せを数年先に感じられるだろうという、根拠がないけど〝大丈夫〟という何かがあるから、私は曇り空な心、梅雨時期の人生、今たっぷり満ち足りた幸せ出なくてもそれでも幸せだと、矛盾たっぷりで思える。

とにかく私は、知りたかった答えを莫大な時間をかけて得れて良かった。

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