長野県の竜峡小梅で塩漬けと甘漬けを仕込む(竜峡小梅その1)
※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月18日)
もはや「また」と言わなくてもいいかな・・・という気もするが買いましたメルカリで。
最寄りのスーパーで買った小梅を漬けたら既に熟が進んでいたためカリカリにできなかった、という話は以前書いた。出来上がった小梅は夫が喜んで日々消費しているのだが、私は心残りを引きずっていた。採れたての青い小梅で、立派なカリカリ梅を漬けたい!!!
そんな訳で新規購入。
小梅の産地長野県の竜峡小梅、名前に「小梅」とついていて「梅漬けに向きます」と書かれているのだから、カリカリ梅に適しているに違いない。
届くのを楽しみに待って箱を開けると、あれ??これって小梅?私注文間違えた?と思ったほど、粒が割と大きい。そしてオリーブみたいにやや細長く、これまで見て来た品種とはまた違った趣だ。梅って本当にいろいろだなあ。
ともかくカリカリ梅にするなら一刻も早く洗ってあくを抜き、漬けてしまわなくては!と急いで水に浸したものの、その日は殊の外疲れていて一旦早寝。改めて深夜3時にむくりと起きて浸していた梅の水気をふき取り、半分は塩漬け、半分は甘漬けにした。
≪竜峡小梅の梅漬け≫
どちらも卵膜を除いて煮沸消毒した卵の殻を1.5個分ずつ入れた(カルシウムを補いカリカリを保つため)
1)塩漬け⇒654gの小梅に対し、塩分8%(私が使っている粗塩は食塩相当量が97%と高めなので9掛け)⇒47g
2)甘漬け⇒615gの小梅に対して
・塩は同じく8%見合いで44g
・砂糖は全体の25%(に9掛け)⇒138g(2回に分けて加えるので、今回は69g。残りは2日後)
・酢は全体の10%⇒61g
レシピは長野県の方のを複数参考にさせて頂き、紫蘇はどちらも入れずに漬けることにした。
これも甘漬けには酢が入る。梅漬け(梅干しではなく)を作る際、甘みをつける場合は酢を多めに入れるレシピが多いようだ。滅菌効果や保存性を高める効果もあるだろうし、甘味を引き締め、味をまろやかにするためでもあるのかも知れない。
酢入りの梅漬けはこれまであまり食べたことがなく、漬け汁の配合をアレンジするにしても、自分の好みがどの辺りにあるのか、まずは試してみないとわからない。
今回漬けた中に好みに近いものがあれば良いなと思う。