カリカリにできなかった小梅たち(信州産小梅)
※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年6月10日)
崎陽軒のシウマイ弁当に入っている小梅が好きだ。そのためにわざわざ買って食べるという程でもないが、お弁当にカリカリ梅が入っているとちょっと嬉しい。
あれがもし自分で漬けられるなら好きな時に食べ放題!という訳で、梅仕事が少しだけ身近に感じられ始めた5月末、近所のスーパーで信州産の小梅を見つけて2袋(計1kg)購入。その日のうちに漬けてみた。
それから10日程経って、保存袋から容器に移し替えたのがこちら。半分はしそ漬けしてみる。
ご覧の通りフニフニしている。
一応カリカリ梅の作り方に従って卵膜を除き、煮沸消毒した卵の殻も入れて漬けたのだが、カリカリにならないであろうことはうっすらわかっていた。買った時点で熟が進みつつあったからだ。
売り場に残っていた袋のうち、比較的青くて袋の内部に蒸気のないものを選んだが、収穫から数日経過しているのは一見してわかった。色もほんのり黄色味を帯び、青梅特有の固さもいくらか和らぎ始めている。
従って今回はやむなし。お取り寄せせず、自宅3分のスーパーで小梅が買えたメリットを取ったと思うことにする。
カリカリ梅(梅漬け)は天日干しをしないため、漬けて10日~2週間ほどで食べられる。今回は塩分10%で漬けたが「塩が強い」と感じる。まだ10日ほどなので、塩気が尖っているためだろう。あくまで夫と私が食べるだけだし、冷蔵保存前提なら塩はもっと減らしても良いかも。
来年は是非採りたて小梅を入手してカリカリに漬けるぞ!!と心にそっと誓ったのだった。
まあでもこの微妙なフニフニが良いのか、夫は殊の外この小梅を気に入っている。毎日お弁当やおにぎりに添えているが、それ以外のタイミングでも少し塩気が欲しいような時に積極的に口に入れているのでどんどん減っている(晩酌の焼酎にも入れているらしい)。好評で何よりである。
※後記:ゆえにあっという間になくなりました。小梅ちゃんは次はもっとたくさん(夫婦世帯の一年分なら5㎏ぐらいかも)漬けてもいいな。