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会津の梅、高田梅ふたたび(完熟高田梅その1)

※本記事は旧ブログ(Ameba Ownd)からの引っ越し記事です。(もともとの更新日付:2023年7月3日)

メルカリでお買い得価格を見つけて買ってしまった。高田梅はまだ固いのを梅漬けにして気に入ったので、完熟も試してみたくなったのだ。

熟しているのでいくらか傷みもあるものの、注意深く洗って梅干しを目指してみる。

やはり大きい高田梅。これで1キロです。

塩はいつもの鳴門の塩とシチリアの塩を混ぜ(途中で鳴門の塩を使い切ったから)、全体で15%弱。実も大きいし(だいたい平均5cm弱)、高田梅は青梅の時にだいぶ苦戦している。これくらいしっかりした塩分をきかせた方が良いだろう。たぶん。

洗ってキッチンペーパーで水分をふき取り、なり口を取って分量の塩をまぶしつけてジッパー袋に入れ、空気を抜いて密閉。ストローで空気をぎりぎりまで抜きました。

なんかかわいい

それにしても、青梅の頃はあれだけごつごつとして野菜然としていた高田梅が、完熟になると柔らかく、まるですもものような芳香を漂わせるのが感慨深い。熟すとちゃんと果物になるのね…。

ぜひとも美味しい梅干しに育って欲しい。

<2024年5月17日現在の近況>
数日前から「梅の収穫はじまりました!」的な投稿をあちこちで見るようになり、メルカリにもまずは九州~西日本方面から青梅が出回り始めている。
今年の梅はまれに見る凶作らしく、どの梅園でも例年の半分から1/3程度しか収穫できないか、傷が多くて商品にならないらしい。和歌山では梅が育つ大事な時期に季節外れの雹が降ったことも大きな要因となったそうだが、神奈川でも不作の話は聞く。この春の極端な寒暖差は梅の生育にも大きく影響しているようだ。
幸い私が今年最も欲しかった品種はふるさと納税や梅農家さんへの予約で確保済。それ以外の品種は出会いがあったら、ぐらいに考えておく。傷の多いものでも、入手できるようならぜひ購入して美味しく漬けてあげたい。

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