107、父を家に連れ戻す?
母のことばかり、記事にしていますが、父はまだ、生きています。
よく、考えてみれば、昔取った杵柄というやつで、介護技術を駆使し、父を家に連れ戻すという選択肢もないわけでもないです。
しかし、不可能です。
そんなことしたら、結婚できる可能性が、ほとんどなくなっちゃうし、嚥下も父は悪くなっているでしょう。父に見合う食事をぼくが、作れるわけでもないし、もし、のどに食事をつめられたりしたら、もう、それだけで、アウトです。
施設にいてもらった方が、よほど安心です。
兄弟も、そんなの反対するだろうし、第一、ぼくが、経済的にもたないだろうし、父も施設にいた方が「細く長く」生きられると思います。
ただ、今、コロナで、施設が父と会わせてくれない!
母のときもそうでした。母のときも、様態が悪くなる以外は、会わせてもらえませんでした。コロナは、いろいろなものをぼくから、奪っていくようです。
父と限られた時間しかないのに、父に会えないなんて、まったく、嫌なご時世です!