朝の十分作文✏️それがミソ

私が小学一二年生の時
教師になりたてほやほやの
女性の先生が担任だった。
今日は彼女のお話し。

学校は公立で、
彼女は全員を苗字で呼ばず、
また男子女子関係なく
下の名前にさん付けで呼んでいた。

👩‍🏫

ある時、
何かみなでさわいでいた、とか
ちょっとしたことをして
クラス全員で怒られていた。

我々はまだ素直な
小学一年か二年の頃。
みんなしょんぼりして
下を向いて先生のお説教に
うなだれていた。

そして激昂していた先生は
言い放った。
「あなたたちの脳ミソは
ただの味噌なんじゃないですか!?」

!?

私は吹き出した。

40人程のクラスの
中央の列の
真ん中より後ろ側に
座っていた私。

「ぶふっ!!
味噌だって!!」と
前のおともだちの背中に隠れて
ひとり笑っていた。

みんなはもちろん
大人しく怒られている。

そんななか
こっそり肩を震わせ
笑っていれば
そら気付かれる。

先生は言う
「ガチョウさん!!
何がそんなに
おかしいのですか!?」

いや、だって
おかしいだろうmon!!

👩‍🏫

アタマが味噌ダル。
アンパンマンにいそうだ。
先生にみょうちくりんな
怒り方をさせた我々が悪かったのか。
原因が何であったかも
定かでなはいが、
面白かったから、
怒られてよかった。