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介護食レシピ「春菊のジャコ玉炒め」

冬場が旬の春菊ですが、実は大阪が生産量日本一という珍しい野菜です。独特の風味と食感が魅力の春菊は鍋物や和え物が定番ですが、今回は炒め物をご紹介します。春菊にも種類がありまして、おすすめは「大葉タイプ」と呼ばれる根元部分まで全部が葉のタイプです。真っ直ぐ伸びた太い茎から小さめの葉が出ているタイプもありますが、こちらは大葉タイプに比べて苦みが強いのと茎の部分が固いですので火の通りにムラが出来やすいです。茎の部分と葉の部分を分けて調理するのも面倒ですので手に入るようでしたら大葉タイプを使いましょう。ポイントは炒め合わせる卵に下味を付けること。こうする事で炒める時の調味料はめんつゆだけで済みますから手早く仕上げられますし、食べたときの味に奥行きも出ます。お試し下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclubに掲載しています。

調理時間目安:10分

材料:2人前

  • 春菊…1束

  • 卵…2個

  • ちりめんじゃこ…10g

調味料

  • めんつゆ(2倍)…大さじ1.5

  • 醤油…小さじ1(卵下味)

  • 砂糖…小さじ1(卵下味)

作り方

  1. 春菊は根元の部分に泥が多いので流水で良く洗い、根元を切り離したら3センチくらいのざく切りにしてザルにあげておきます。

  2. 卵をボウルに割り入れ、分量の醤油と砂糖を入れたら溶きほぐしておきます。ちりめんじゃこも分量を用意しておきましょう。

  3. フライパンにサラダ油(分量外)を小さじ1程度熱したら先に卵を炒めてとりだしておきます。卵はお好みの固さに炒めて下さい。

  4. 3のフライパンをキッチンペーパーでサッと拭いたらサラダ油を追加してちりめんじゃこを炒めます。火加減は中火です。

  5. 10秒ほど炒めてちりめんじゃこに油がまわったら春菊を入れ強火にします。箸などで全体を大きく返したら3の卵を戻し入れ、めんつゆを入れて春菊がしんなりとして全体に馴染んだ感じになれば完成です。炒めすぎると水が出てきてしまいますので気をつけましょう。

歯の悪いお年寄りに提供する場合は、ちりめんじゃこではなく柔らかいシラスを使っいましょう。また、ジャコではなく練り物などでもいいですし春菊と卵だけでもいいですね。春菊はβカロテンやビタミンC、各種ミネラルなど栄養素も豊富な緑黄色野菜です。風邪を引きやすい季節に丁度美味しくなる天からの贈り物。上手に食べて健康な毎日に役立てて下さい。

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中嶋洋二郎
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