介護食レシピ「鰆の和風ブレゼ ほんのりカレー風味」
鰆は一年を通して比較的手に入りやすい魚ですし、何より加熱しても身が硬くなりませんので歯の悪い方であっても食べやすい食材です。今回はその鰆をブレゼというフレンチの調理方法を使いながら和風の味つけでご紹介します。
ブレゼと言っても本格的にオーブンで仕上げるものではなく、鍋に蓋をして蒸し煮にするだけですからあっという間に出来てしまいます。
蒸すのに使う酒も本来なら白ワインを使うのですが、今回は和風ということで日本酒を使います。それと少しだけカレー粉を使ってご飯にもあうおかずに仕立てました。
★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。
材料:2人分 調理時間目安:15分
材料
鰆切り身…2切れ(1切れ約 100g)
玉ねぎ…1/2個(約100g)
人参…40g
しめじ…半パック(約60g)
トマト…中1個(100〜120g)
大葉…2枚
調味料
酒…100cc
水…50cc
醤油…小さじ1
カレー粉…小さじ1/2
バター…10g
塩・胡椒…少々
オリーブオイル…大さじ2
作り方
鰆は軽く塩を振っておきます。人参は千切り、玉ネギはスライス、シメジはほぐしておきます。トマトは1センチ角くらいの角切りにします。大葉もお好みのサイズに切っておきます。
鍋にオリーブオイルを熱し、人参、玉ネギの順番で炒めます。歯の悪い方に提供する場合で、人参の硬さが気になる場合は、この行程でしっかりと人参が柔らかくなるまで炒めましょう。
2に酒を入れ一煮立ちしたら水と醤油、カレー粉とトマトを入れ再度一煮立ちさせます。
3の鍋に鰆とシメジを入れたら、蓋をして弱めの中火で5分程度蒸し煮にします。
鰆に火が通ったら一旦取り出し、残った野菜の水分が多いようなら好みの濃度に煮詰めます。この時に最終の味見をして塩・胡椒で味を調えて下さい。好みに煮詰まったら仕上げにバターを入れて鍋をゆすりながら溶かし火を止めます。
皿に5の野菜ソースを半量ほど敷き、鰆を置いたら残りのソースと大葉を散らしたら完成です。
◎大阪なんばパークスJEUGIAカルチャーセンター
「介護食の基礎知識 料理を作らない料理教室講座」お申し込み受付中です。
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_66-50093.html
◎アゼリアカルチャーカレッジ
「介護食の基礎知識」調理実習付き講座(池田市立カルチャープラザ内)
お申し込み随時受付中。
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_22-50720.html