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転校について

おはようございまーす!
全国的に雨ですね…。
実は私は今、単身で新しい家に住んでいます。
子供たちと私の両親は実家の家に住んでいます。

子供たちの転校の都合で、1学期までは地元の学校に通うことになりました。
(まだ、自宅が売れた訳ではないから。夏には完全に出ていかないといけないんだけど。この辺の理由は前回までの記事を読んでね!)

息子2人は高校1年生と中学1年生です。
私が24歳の時に長男さんを出産し、26歳の時に次男さんを出産しました。

子供たちは、卒業して入学を迎える時期に「会社が倒産した」事と「転校する」事を告げました。

長男さんは、「じゃあ、高校は行かない。働く。」と進学を諦めようとしたんですが、ママの都合であなたの進学を諦めさせる訳にはいかない。大丈夫だからと話し、進学しました。
1学期だけの地元高校の生活もとても楽しんでいます。
そして長男さんは都会への転校を楽しみにしています。

次男さんは伝えた時、幼稚園から一緒に過ごしたお友達と離れる事に涙を流しました。
翌日に私のところへ来て、「ママ、やっぱり行こう!俺の大好きな野球の球団もあるしね!!しかも友達とも新幹線で帰れる距離だし。」
ととても前向きになっていました。
(どうやら友達に相談したらみんなが、いいなぁ!!と言ってくれたようです…。)

子供の環境を変えてまで この引越はするものなのか…正直 葛藤もありました。

でも地元が田舎での雇用の少なさの現実…。地元で知られている私たち家族。。。

倒産したことで、私自身、自宅の外を歩けない時期が続きました。
母も滅入っていて。

だって生まれ育った家や土地が、なくなるの。

経営者だから 仕方ないって思う方もいるかもしれませんよね。
それは、そうだと頭ではわかっていても、なかなか…。

母として子供たちの転校を前向きに考えているかと言われれば
とても複雑です。 
ただ、私がポジティブに働ける、母としていられる方も想像した時に
新しい土地でチャレンジしたいと思ったの。

引越までに色々やったんですが、一番驚いたのは、「墓じまい」です。
先祖が眠る墓の守を悩んだ母が、仏壇屋に相談にいったところ
最近は様々な事情で「墓じまい」が増えているそうです。
決して珍しいことではないそうです。

墓の権利を放棄する市役所での手続きもちゃんと窓口がある。
少し、母がほっとしていました。

お墓をしまい、骨壺を1つにし、叔母のいる県の無宗派の納骨堂へ納めました。そこは費用が高額ではないところにしました。

墓の心配がなくなってから母がとても気持ちが元気になりました。
墓じまいは、母のこれからの新しい1歩でした。
都会に来ることをとても楽しみにしてくれています。

環境が大きく変わる時に、当事者は「自分たちだけ」って思いがちですが、
それなりに役所には「窓口」があります。

倒産したこと、自宅がなくなること、転職すること、転校すること、
とても可哀想に見えるかもしれませんが、
そんな今こそ自分の手の中に在るものがあたたかく光って見えます。

物質的な余裕はなくなっても、大丈夫。
家族がいるよ。
そう、私は一人じゃない。あなたも。

さて、私は明日からついに新しい職場でのお仕事が始まります!だから今日はお買い物行って、節約レシピを見ながら一週間の献立を作り置きするよ!

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