【詩】なんかきれい
どんよりした空からの赤でもオレンジでもない色の朝焼け
冬の朝の澄んだ空気
結露した車のボンネットにいたずら書きするこどもたち
秋の空のうるさい雲
一人ぼっちの部屋でルーティンのように淹れるコーヒーの湯気
夏の海のこげたにおい
いつも通る道でいつも見過ごされてきた名前も知らない植物
春の訪れにほころぶ笑顔
なんかきれい
なんかきれい
どんよりした空からの赤でもオレンジでもない色の朝焼け
冬の朝の澄んだ空気
結露した車のボンネットにいたずら書きするこどもたち
秋の空のうるさい雲
一人ぼっちの部屋でルーティンのように淹れるコーヒーの湯気
夏の海のこげたにおい
いつも通る道でいつも見過ごされてきた名前も知らない植物
春の訪れにほころぶ笑顔
なんかきれい
なんかきれい