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誰でもできる!『続ける習慣』を身につけるための8つの秘訣

皆さんは何か新しいことに挑戦しようと意気込んでもなかなか続かないってことありませんか?ジムに入会したけど3日坊主で行ってなかったり、ダイエットも1週間やったけどもう諦めてしまったり、続けることって難しいですよね。今回は習慣にしたいことを続けるコツ、続ける技術を身につけるためのメソッド本を紹介します。
古川武士さんの「続ける習慣」は、習慣化の重要性とそれを続けるための具体的な方法を提案する本です。人が何かを「続けられない」理由を徹底的に分析し、どうすれば継続的に行動できるかを紹介しています。この記事では、ポイントを紹介していきます。

本の概要
古川武士さんは、「続ける力」は才能や意志力だけでなく、誰でも身につけられるスキルだと述べています。本書では、意思の力だけに頼らず、仕組みを利用して続ける習慣を構築するための方法を解説しています。特に、習慣化の障害となる要因や、その対処法について具体的に述べられています。

続けられない理由
まず、なぜ人は新しいことを続けられないのかについて、いくつかの理由が挙げられています。

1. 完璧主義
高い目標を設定してしまい、少しの失敗で挫折してしまう。

2. 変化に対する抵抗感
人は変化を嫌う傾向があり、新しい行動に抵抗を感じるため、続けることが難しくなる。

3. 意思の力だけに頼る
意志の力は有限で、疲れやストレスが溜まるとモチベーションが低下しやすい。

4. 環境の影響
周りの環境や状況が変わると、新しい習慣を維持することが難しくなる。

続けるための具体的なメソッド

1. 小さなステップから始める
  習慣化の鍵は、最初から大きな目標を立てるのではなく、簡単で実行可能な小さな行動から始めることです。例えば、運動を習慣にしたい場合、最初から1時間の運動を毎日続けようとするのではなく、「1日5分だけストレッチをする」といった小さなステップから始めます。あるいは、読書を習慣化したい場合は、1日1ページだけ読むことを目標にするのも効果的です。こうした小さな成功を積み重ねることで、習慣が自然に身についていきます。

2. 行動のトリガーを設定する
  習慣を自然に続けるためには、既存の行動や習慣に新しい行動を結びつける「トリガー」を設定することが効果的です。たとえば、毎朝コーヒーを飲むことが習慣なら、「コーヒーを飲みながら1ページ本を読む」というように、コーヒーを飲むという行動をトリガーにして読書を行うようにします。あるいは、歯磨きの後に5分間ストレッチをするなど、日常的な行動に新しい習慣を組み込むことで、無理なく続けられます。

3. リズムを作る
  毎日同じ時間や場所で行動することで、習慣がよりスムーズに定着します。例えば、朝の時間を活用して散歩を習慣にしたい場合は、毎日決まった時間に外に出ることで、徐々にその時間に体が動くようになります。あるいは、就寝前に瞑想を取り入れたい場合は、毎晩寝る前に5分間瞑想を行うことで、リラックスの習慣が身につきます。決まったリズムを作ることで、行動が自然と日常生活に組み込まれるようになります。

4. 習慣の「見える化」
  目に見える形で進捗を記録することも、習慣を続ける上で効果的です。例えば、毎日の運動や学習の進捗をカレンダーにチェックを入れて視覚化すると、自分がどれだけ続けているかが一目でわかります。筋トレの回数やランニングの距離をアプリで記録することも、達成感を得る助けになります。また、習慣トラッカーを使って「今日は達成できた」という日をチェックするだけでもモチベーションが維持されます。

5. 誘惑や障害を減らす
  うまくいかない原因としてよくあるのが、環境の影響です。運動を続けたいなら、前日に運動服を準備しておくことで、朝の時間に着替える手間を省き、気軽に運動を始められるようにします。また、読書を習慣にしたい場合は、スマホを別の部屋に置くことで、無駄な誘惑を排除できます。こうして習慣を邪魔する要因を取り除くことが、続けるための大きな助けになります。

6. 習慣を「仕組み化」する
  習慣が自然に続けられるよう、あらかじめルールやシステムを作ることも効果的です。たとえば、ダイエットを目指す場合、「毎日ランチには野菜を1品必ず追加する」といったルールを設定します。ルールを具体的に定めることで、迷うことなく行動でき、結果として行動が自動化されていきます。さらに、時間を決めて行動することも有効です。毎朝7時に運動をする、夕食後には必ず5分瞑想をする、というように習慣をシステム化しておくことで、意識せずとも行動に移せるようになります。

7. モチベーションの維持方法
  モチベーションに頼りすぎると失敗しやすいため、日々の小さなご褒美や達成感を利用して、習慣を維持します。たとえば、1週間連続で運動を続けられたら、自分に好きなデザートを与える、あるいは、毎日の日記を書き終わった後に5分間だけ好きなYouTube動画を見るなどの短期的なご褒美を設定します。これにより、行動に対するプラスのフィードバックが得られ、習慣がより楽しいものになります。

8. 失敗を受け入れる
  完璧を求めすぎると挫折しやすくなりますが、失敗や中断を計画の一部として組み込むことで、より柔軟に続けることができます。たとえば、「1日運動をサボっても、次の日からまた再開すれば良い」といった柔軟な考え方を取り入れます。大事なのは、完璧にこだわらず、「続けることそのものが成功」と捉えることです。1回の失敗で諦めず、翌日からまた続ければ問題ありません。

まとめ
これらの具体的なメソッドを取り入れることで、どんな習慣も無理なく続けられるようになります。小さなステップから始めて、行動のトリガーを設定し、見える化することでモチベーションを保ちつつ、失敗を恐れずに柔軟に続けることが大切です。

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