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鬱への理解
鬱について、皆さんどれくらい理解していますか?
正直、私はまったく鬱がどのようなものか知りませんでした。
友達の友達で鬱の人がいるとかは聞きますが、実際私の周りではいないため身近なものではありませんでした。
(やっぱり、イメージできないと理解も難しい)
鬱の原因は、『危険から身を守ろうとする』脳の正常な働きなのだと。
人間は、今でこそ80年程度長生きしているが、長い歴史の中では30年程度が平均寿命であり、もっと早く死んでしまう人が多かった。
それは、日常生活において、感染症や野生動物、飢餓など危険が多く存在していたからである。
脳は、こうした危険から身を守るように適応しており、現在でもその構造は変わっていない。
したがって、人が不安(孤独やストレス)を感じるのは、脳が危険から身を守ろうとする正常な働きである。
と、「ストレス脳(著:アンデシュ・ハンセン)」で述べられています。
また、昨今ではSNSなどの普及により、特に若者が孤独感を感じて鬱になってしまうケースが多く、コロナ禍がさらにその傾向に拍車をかけている。
この本は、おそらく鬱に悩んでいる人や鬱になりそうだと感じている人が読
むことを想定しているのではないかと思います。
ただ、私がこの本を読んで思ったのは
「人との付き合い方」みたいなことを考えさせられました。
私は、結構脳筋な部分があると思っていて
実際に身の回りの人が鬱になっていたら、
「なに、そんなことでうじうじ悩んでんだ!」
みたいなことを言ってしまっていたのではないかと思います。
そんなことを言っていたら、火に油を注ぐというか
全く、相手のことを考えていない発言をしてしまうことになっていました
(もしかしたら、脳筋ではなくモラハラ気質なのかもしれませんが笑)
こんなことは真剣に悩んでいる人に対しては言ったらいけないなと。
また、現状鬱になっていない人に関しても
孤独感が人を鬱にする一因なのであれば
「一体、どのように接していれば相手に孤独感を与えないのか?」
私が現状、周囲の人に対してできることは
「困ったときに頼れる」存在になることなのかなと感じました。
では、そのためにどうしたらいいのか?
もっと考えなくてはいけないなと思っています。