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読書感想文

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徒然なるまま読書の感想を綴ったものです
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2024年9月の記事一覧

【読書感想6】かわりばんこの おあいこ(衿さやか)

【読書感想6】かわりばんこの おあいこ(衿さやか)

自分はエブリスタというサイトで短編小説を書いているのですが、最近は読書するとき書き手目線でよんでいます。
なので本が汚れることをかまわず、付箋をはったり鉛筆で線を引いたりする。
なかでも文学が好きなので、志賀直哉や梶井基次郎のような美しい文章に憧れがあり、そのような文を見つけたときは「ぐぬぬっ」とうめきながら線を引く。

そんななか衿さやかさんの『かわりばんこの おあいこ』を読了。
2023年6月

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【読書感想5】月鱗のナツキ(蛯原テトラ)

【読書感想5】月鱗のナツキ(蛯原テトラ)

月鱗のナツキ - 海老書房 - BOOTH

蛯原テトラさんの『月鱗のナツキ』拝読しました!
甘味ひとつで【異能の絡む不思議な事件】を解決する、女装の美少年、竜堂ナツキ。
相方としてそれを助ける兄の竜堂秋人。
天真爛漫なナツキと、神経質でイケメンな秋人のやりとりが面白くってすいすい読める。

文章にするのが難しいであろう怪異の姿かたちや、そのアクションまでしっっかり想像できました。
恐るべき筆力・

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【読書感想4】楽園にて(エビハラ)

【読書感想4】楽園にて(エビハラ)

エブリスタでも活躍されているエビハラさん 蛯原テトラ - 小説投稿エブリスタ (estar.jp) の短編集。(NOTEでも書かれている)

5つある短編は「楽園」をテーマに書かれています。
2編については感情のおもむくまま感想を書いて、壮絶なネタバレになりそうなので、下記3編について書かせてもらいますたい。

①『週末にはコーヒーを』
村上春樹風味の達観した主人公と、どこか抜けている可愛らしい悪

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【読書感想3】クリエイターを殺すうた(百百百百)

【読書感想3】クリエイターを殺すうた(百百百百)

あたらよ文学賞主催者にして、出版社eyedearを営む百百百百(ささもも)さんの『クリエイターを殺すうた』を読了しました。

16作品が掲載されている短編集です。
さすが賞の主催者としてさまざまな作品を読まれているからか
純文学から青春物、SFにホラー、ファンタジーとなんでもござれ! でした。幅ひろく書ける方なんだな~とひたすら感心。

タイトルが『クリエイターを殺すうた』なので、物書きの挫折につ

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【読書感想2】十二と十二と二(エビハラ)

【読書感想2】十二と十二と二(エビハラ)

エブリスタでも活躍されているエビハラさん 蛯原テトラ - 小説投稿エブリスタ (estar.jp) の400文字短編集。(NOTEでも書かれています)

ショートショートが26篇も入っていて300円はやすすぐる。

鼠・牛・虎──の12支しばりと、12星座しばりで書くのも大変だろうに、どれもレベル高いんよ・・

『鼠』はワイヤレスマウスの話だったり、ひねりも当然のごとく。
ホラーが得意な筆者様だけ

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【読書感想1】毎日は書けない(市街地ギャオ・衿さやか)

【読書感想1】毎日は書けない(市街地ギャオ・衿さやか)

Xで読書感想文を書こうとすると140文字では足らず、読み専だったnoteに綴ってみることにしました。

文学界(2023年6月)に『泡のような きみは ともだち』が掲載している衿さやかさんと、2024年太宰治賞を勝ちとった市街地ギャオさんの共著です。大阪文学学校の友人とのこと。
お二人の短編小説にくわえ、エッセイと、往復書簡(!)もある盛りだくさんの内容。

① 短編小説 テーマは「宝物」
・市街

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