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脱水は恐ろしい 還暦おばさんチャレンジ トレイルランニング編その16 

ますます外圧がないと腰をあげなくなってきた、無職のアラ還おばさんです。

脱水で死ぬかと思う、世にも恐ろしい体験をしてしまいました。エンデュランス競技では十分気を付けなければいけないことですが、ついおろそかにしてしまうと取り返しのつかないことになるかも。

室内のランニングコースは走りやすいのでつい頑張ってしまいます。久々に室内で20km走った後、プールまでランで向かいました。いつもの通り1000m泳いで、プールサイドのジャグジーバスに浸かって足をストレッチしたりしていました。

さて上がろうと立ち上がった時、ひどい立ちくらみがしてバスタブのふちに腰掛けました、、、、、、気づいたらバスタブの底で下を向いて沈んでいました!?!?!?自分が何をしているのか理解するのに少し時間がかかりました。意識を失ってバスタブのふちから滑り落ちていたんですね。人知れず沈んでいました。プールの監視員はプールは見ているけれど、ジャグジーバスはあまり見ていません。

明らかに脱水の症状で、立ち上がった時脳への血流を保てなかったんでしょうね。頭を下げて湯の中へ沈んだら復活したわけです。その間たぶん5秒以内、苦しくもなんともなかったですから。考えれば考えるほど後から恐ろしさがこみ上げてきました。

原因について考察します。

その1 明らかな給水不足  20kmランの最中はだいたい300mlくらい給水していますが、走った後は500ml以上飲むのが普通でした。久しぶりの室内ランで、そのままプールへ走ったことで、給水を忘れていました。冬なので油断していました。血液量が減っていたのでしょう。

その2 お風呂で温まり血管拡張  皮膚温が上がり、血管が拡張して血圧が下がったと思われます。ジャグジーバス内で場所により湯温が違って少し高めのところに陣取っていました。

その3 浴槽で立ち上がると水圧から解放される  水中では水圧がかかりますが空気中では大気圧だけなので皮膚にかかる圧が減り血圧が下がる可能性があります。

その4 立ちくらみがして浴槽ふちに座った  這ってでも浴槽外に出るべきでした。床に頭を打ち付ける可能性はありますが。這って出れば大丈夫かな?

その5 高血圧の薬  2種類高血圧の薬を飲んでいて、そのうち1種が立ちくらみを起こすことがある。実際、薬の量を増やしたとき頻繁に立ちくらみがするので主治医と相談して量を減らしてもらっていました。血液量が減ると薬の血中濃度は上がりますから強く作用する可能性はあります。

対策

入浴前は水分補給を忘れずに。一人で浴槽に入らない。少しでも体調が悪いと感じたらすぐ上がる。

お風呂の事故の報道もされています。皆様もどうか気を付けて!


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