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【ヨガ】厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』4


※この記事は「https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/13.html」からの引用です。

※アメリカの研究機関が中心となっている記事です。

ヨガは、さまざまな国で色々な研究がされています。ただ、研究が進んでいる分野と進んでない分野がありますので、マイクヨガは今後、そういった研究にも寄与していけたら幸いです。

Q.ヨガのリスクとは?


一般的にヨガは、十分に訓練を積んだインストラクターの指導の下で適切に行えば、健康な人には負担が少なく安全です。しかし、ほかの形態の運動と同様に、負傷することがあります。最も頻繁に起こる負傷は捻挫と筋違いです。重傷はまれです。ヨガに伴う負傷のリスク(危険)は、衝撃の機会が多い運動よりも低くなります。

高齢者は、ヨガを実践するときは特に注意する必要があります。救急外来で治療されるヨガ関連の負傷の割合は、65歳以上の人が若い成人よりも高くなっています。

Q.ヨガをする時に怪我をする可能性を減らすには


資格のあるインストラクターの指導の下でヨガを行いましょう。

ヨガに慣れていない場合は、三点倒立、肩立ち、蓮華座、強制呼吸などの極端な実践は避けてください。

ビクラムヨガ(ホットヨガ)は、過熱と脱水に関する特別なリスク(危険)があることに注意してください。

妊娠中の女性、高齢者、健康問題のある人は、個々のニーズについてかかりつけの医療スタッフとヨガインストラクターに相談しましょう。その場合には、ヨガのポーズと実践の一部を避けるか、調整する必要があるかもしれません。

Q.アメリカにおける健康のためのヨガの現状は?


2017年の米国国民健康調査によると、過去12か月間にアメリカの成人の約7人に1人がヨガを実践しました。4~17歳の子供の間では、12人に約1人でした。ヨガを実践する人の割合は、2007~2012年にかけて、また2012~2017年にかけて増加しました。その増加は成人と子供の両方に当てはまりました。

なぜアメリカ人はヨガを実践するのですか?


2012年の米国国民健康調査データによると、ヨガを実践した成人の94%が健康に関する理由でヨガを行い、17.5%が特定の症状を治療するためにヨガを実践しました。人々の中には両方の理由で行うと報告したため、合計は100%を上回ります。

ヨガを実践した大多数の成人は、ヨガが以下の健康に関する項目に有用であったと述べています。

  • 86%がストレスを軽減した

  • 67%が情緒的な気分を改善した

  • 63%がより定期的に運動するための動機付けになった

  • 59%が睡眠を改善した

  • 82%が全体的な健康が向上し、気分転換になった

  • 少数の人がほかのベネフィットを報告

  • 43%が、ヨガが健康的な食事をする動機付けになった

  • 39%が、ヨガが健康上の問題への対処を容易にした

  • 現在喫煙をしている人の25%は、ヨガがタバコの本数を減少、または禁煙する動機付けになった

  • 現在飲酒する人の12%は、ヨガが飲酒を減らす、または禁酒する動機付けになった

さらに考慮しなければならないこと

  • ヨガの利用は医療機関の受診を後回しにする理由として用いてはいけません。

  • あなたが検討しているヨガインストラクターの訓練歴や経験について調べましょう。

  • 自分の健康に責任を持ちましょう。補完療法についてかかりつけの医療スタッフに相談しましょう。それによって連携のとれた安全な治療が受けられるでしょう。


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