【ヨガ】厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』2
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』2
※この記事は「https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/13.html」からの引用です。
※アメリカの研究機関が中心となっている記事です。
ヨガは、さまざまな国で色々な研究がされています。ただ、研究が進んでいる分野と進んでない分野がありますので、マイクヨガは今後、そういった研究にも寄与していけたら幸いです。
Q.ヨガは体重の減量に良い方法ですか?
ヨガは人々が体重を減らすのに有用である可能性のエビデンスがあります。2013年、NCCIHが助成するレビューでは、ヨガを基本とした17の体重管理プログラムに着目し、ほとんどのプログラムにおいて体重が少しずつ緩やかに減少することが認められました。最良の結果が得られたプログラムには、少なくとも以下の要素がいくつか含まれていました。
・より長く頻繁に行うヨガ
・より長時間行うプログラム
・ヨガの考えを取り入れた食事
・ヨガ合宿(週末を利用してプログラムを開始するなど)
・ヨガの要素をより多く取り入れたもの
・家での実践
2016年の別のレビューでは、太り過ぎまたは肥満の人を対象とした10件のヨガ研究に着目し、ヨガの実践は体格指数(BMI、身長と体重に基づく肥満度の測定値)の減少に関連していることがわかりました。
Q.ヨガは禁煙に有用ですか?
ヨガは喫煙をやめるのに有用である可能性のエビデンスがあります。2014年の報告では、10件の研究(参加者484例)を評価し、禁煙に有用であるとしてヨガを基礎とした介入を検査しました。ほとんどの研究で、ヨガは渇望の減少と喫煙本数の減少に関連していました。
Q.ヨガは禁煙に有用ですか?
ヨガは喫煙をやめるのに有用である可能性のエビデンスがあります。2014年の報告では、10件の研究(参加者484例)を評価し、禁煙に有用であるとしてヨガを基礎とした介入を検査しました。ほとんどの研究で、ヨガは渇望の減少と喫煙本数の減少に関連していました。
Q.ヨガは精神的健康にどのように影響しますか?
ヨガは、病状やストレスの多い学校生活など、さまざまな状況に関する不安や抑うつ症状に有用の可能性があるというエビデンスがあります。しかし、不安障害、うつ、心的外傷後ストレス障害(posttraumatic stress disorder:PTSD)などの診断を受けた精神的健康状態の管理にヨガが有用であることは示されていません。
・2013年に行われた生活に関連した不安に対するヨガの23件の研究(参加者1,722例)レビューでは、ヨガは場合によっては有用のようでしたが、ほかの場合には有用ではありませんでした。一般的に、結果は少なくとも10回のヨガセッションを含む介入に好ましい結果が出ました。それらの研究は中程度~不十分な質であったため、ヨガの有効性に関する明確な結論に達することができませんでした。
・2018年に行われた不安に対するヨガの8件の研究(不安障害または不安値の上昇が見られる参加者319例)のレビューでは、ヨガが不安の強さを低下させることで短期的な利益をもたらす可能性があるというエビデンスが認められました。しかし、不安障害と診断された人のみが分析の対象であるため、ヨガの有益な効果は認められませんでした。
・うつ症状のある人(必ずしもうつと診断されたわけではない)を対象とした23件の研究(参加者1,272例)の最近のレビューでは、14件の研究でヨガが症状を軽減するのに有用でした。
・2017年に行われた7件の研究(参加者240例)のレビューでは、うつと診断された人へのヨガの介入に着目しました。有益な効果が見られたいくつかのエビデンスを認めましたが、レビューアはこの症状の人にヨガを推奨することを正当化するには、エビデンスが不十分であると判断しました。問題には、研究された人数が少数であったことと、安全性に関する情報が不適切であっために、ベネフィットとリスク(危険)を比較することができませんでした。
・2017年に行われたPTSDの人を対象としたヨガの7件の研究(参加者284例)の評価では、ベネフィットの可能性に関して質の低いエビデンスのみが認められました。
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