Insta360 ONE R/RSの魅力を伝えたい
こんにちは。famichuです。
突然ですがInsta360というアクションカムブランドをご存知でしょうか?
Shenzhen Arashi Visionという中国の会社が2016年よりシリーズの販売を開始し、現在に至るまでユニークな機種が数多くリリースされています。
中でも今年の6月に発売されたGo 3という親指サイズのアクションカムをご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
ただ、本日僕が語りたいのは過去に発売されたONE Rおよび、ONE RSという機種についてです。
長い記事になってしまいましたので、以下の目次から興味のある項目を選んで読んでみてください。
なお記事の内容については、2023年8月時点の情報に基づきます。
Insta360 ONE R/RSとは?
ONE Rとは2020年にリリースされたアクションカムで、ONE RSはその2年後にリリースされた後継機にあたります。
このアクションカムの一番の特徴は、イメージセンサ、バッテリ、処理部(コア)がそれぞれ独立したモジュール式になっている点にあります。
つまりイメージセンサモジュールを交換すれば、一般的な平面の映像のみならず360度全天球の映像も撮ることもできる、一台二役なアクションカムになります。
更に世代の異なるONE RとONE RSの全モジュールには互換性があるため、それぞれ相互に交換して使用することも可能です。
使用可能なモジュール
そんなONE R/RSで使用可能な交換式のイメージセンサモジュール、バッテリモジュールをそれぞれ紹介したいと思います。
イメージセンサモジュール
イメージセンサモジュールは、執筆時点で以下の5種類が存在します。
1/2.3インチセンサ4K広角レンズ(平面)
1/2インチセンサ4Kブーストレンズ(平面)
360度レンズ(全天球)
1インチセンサ広角レンズ(平面)
デュアル1インチセンサ360度版(全天球)
中でも1インチセンサを搭載する2種のモジュールは、現在発売されている個人向けのアクションカムの中で最大のセンササイズを誇ります。
バッテリーモジュール
バッテリモジュールは以下の4形状/サイズが存在しており、用途に応じて組み替えて使用することが可能になっています。
ONE R 標準バッテリー(1190mAh)
ONE RS 標準バッテリー(1445mAh)
ONE R/RS 大容量バッテリーベース(2380mAh)
ONE R/RS 縦型バッテリーベース(1350mAh)
また、いずれのモデルも専用チャージャなしに、組立済みのカメラ本体にUSB Type-Cケーブルを差し込むだけで充電可能な点も魅力的です。5V2A以上のUSBポートより充電可能で、出先での電源確保に困りません。
勿論GoProのように、バッテリのみ充電可能な高速充電ハブも別売りしています。
ONE R/RSのその他の特徴
ONE R/RSを使っていて気付いたその他の特徴的な機能をいくつか紹介します(他社製品にも同等かそれ以上の機能がある可能性はあります)。
低価格
通常アクションカムは現行モデルを買う場合、一般的な平面の映像を撮影するもので5~6万円、全天球撮影するもので7~13万円程度と決して安くはありません。
しかしながら平面撮影用と全天球撮影用、両方のモジュールが含まれているONE RS ツインエディションは6〜7.5万円(延長保証を省く価格で、購入時期によって変動)で販売されています。
一般的な平面映像を撮影するアクションカムより若干高値ではありますが、全天球カメラの中ではむしろリーズナブルといえます。
更にその価格で平面撮影が可能なモジュールも付属することも考えると、断然低価格と言えます。
ループ撮影(ドラレコ運用)ができる
ONE R/RSを含むInsta360のアクションカムには、ループ撮影モードが存在します。
この撮影モードは、文字通り決められた時間毎にファイルを上書きしつつ撮影をし続けるもので、いわゆるドラレコのような運用が可能になります。
ループの時間は、1分/3分/5分/10分/20分/25分/30分の中から選択でき、撮影した動画はいずれの場合も1分毎にファイルが分割され、古いファイルから順に削除されていきます。
筆者は大体15~30分程度に設定し、バイクのドラレコとして実際に使用しています。
ただし一度撮影を停止し、新たに撮影を行った場合、たとえ一度目の動画から通算して設定ループ時間を超えていても、一度撮影を停止した動画は削除されずに残り続けます。そのため、定期的にSDカードの掃除は必要になります。
熱に強い
ONE R/RSは熱に強いです。40℃に差し迫る猛暑の直射日光下でも熱暴走することなく撮影してくれています(ただしメーカの公称動作環境は-20℃〜40℃です)。
筆者がバイクのドラレコとしてONE RSを使用する際には、常にUSBポート経由で給電しながら撮影しています。
しかしながら一度も熱暴走で撮影が停止したことはありません。一例を挙げると、最高気温37.2℃の中2時間以上連続で給電しながら撮影しても問題なく動作し続けました。
Bluetoothヘッドセットのマイクが使える
ONE R/RSを含むInsta360のアクションカムは、追加アクセサリなしにBluetoothヘッドセットと直接接続することができます。
つまりお手持ちのBluetoothヘッドセットをピンマイクとして使用することができます。動画に声を入れたい場合や、ノイズの多い車載動画の撮影等で便利です。
なお設定画面上では”AirPods”となっていますが、AirPods以外でもマイクとスピーカを搭載している殆どのBluetoothヘッドセットと接続が可能です(恐らくA2DPプロファイルに対応したものに対応)。筆者は実際に他のBluetoothヘッドセットとペアリングし使用しています。
中でもSONYのマイク搭載のクリップBluetoothレシーバはピンマイクのように使えるため重宝しています。なお執筆時点で販売ページを確認したところ価格が高騰していましたが、より安価なオーム電機のHP-W32Nなどでも同じように使用可能かと思います。
また別売りのアダプタは必要になりますが、GoProなどと同様に有線マイクも使用可能です。
Webカメラ/ライブ配信カメラとしても使える
PCとUSB接続することで、PCのWebカメラとしても使用できます。更に、アプリによっては全天球映像にも対応しています。
参考までに、以下は4Kブーストレンズモジュールと1インチセンサモジュールをWebカメラとして使用したときのキャプチャ画像です。どちらも色や明るさは弄らず、クロップも行っていない撮って出しの画像です。
屋内のLED照明下で、約1.5mのソファーを約1m離れた位置から撮影しています(被写体がテキトーになってしまった点は申し訳ありません🙇♂️)。
またONE R/RSをスマートフォンと接続し、YouTubeのライブ配信を行うことも可能です。ただしライブ配信は全天球モジュールに限られるため、自宅等での配信には向かないかもしれません。
プレビュー画面を見ながら撮影できる
イメージセンサモジュールは裏表任意の方向で取り付けることができるため、プレビュー画面のある方向にカメラを向けることもできます。
つまり、プレビュー画面を見ながら自撮りすることが可能です。
純正編集ソフトが秀逸
Insta360にはInsta360 StudioというWindows/Mac向けの動画編集アプリが公式より提供されています。また、iOS/Android向けにもほぼ同じ機能を持つInsta360アプリが存在します。
この公式編集ソフトにより、全天球の映像でも比較的手軽に編集することが可能です。特徴的な機能として、以下のようなものがあります。
映像の向きの固定・変更
画像認識によるオブジェクトトラッキング
長方形(16:9、9:16、4:3など)へのクロップ
動画の切り取り
手ブレ・色味の補正
音声のノイズリダクション
更にInsta360アプリにはAIに編集を全て任せてしまうFlashCutという機能まであります。ただし人を被写体とした映像に向いているらしく、車載映像のような長尺から景色の良いシーンだけを切り出すような編集は今のところ得意ではないようです。運転手の顔や太陽にフォーカスにした編集が目立ちました。
また、Insta360で撮影した全天球映像をAdobe Premiereで編集するためのプラグインや、Final Cut Proで編集するためのプラグインも配布されているため、既に使い慣れた環境がある方も抵抗なく編集できるかと思います。
その他にもカッコいい映像を作るための機能が紹介しきれないほどあります。以下はInsta360の公式YouTubeチャンネルにある編集紹介動画です。タイトルにはONE X2とありますが、ONE R/RSの360度レンズモジュールでも同様のことが可能です。
ONE R/RSの微妙な点・今後に期待する点
逆にONE R/RSを使用してきた上で残念に感じたり、今後に期待する点についても共有したいと思います。
モジュール単体の在庫がない
ONE Rの発売からは3年、ONE RSの発売からは1年が経過したこともあり、1インチセンサモジュールや、大容量バッテリーベースなど一部のモジュールが在庫切れになっています。
これらが生産終了となったのかのアナウンスすらもされておらず、先行きが不透明なところがあります。筆者も新品在庫のない気に入ったモジュールはやむを得ずメルカリ等で追加購入しています…
タッチパネルが使いづらい
コアモジュールには動画プレビュー兼撮影設定変更を行うためのタッチパネルが搭載されていますが、小さいこともあり操作しづらいです。
特にアクションカムを使いたい場面ではグローブなどをしていることも少なくないため、筆者は使用前に予め設定を変更しておいて、現地では録画開始ボタン(物理ボタン)のみを押すようにしています。
Insta360アプリが重い
スマートフォンで動作するInsta360アプリが重いです。
これに限っては動画のファイルサイズが大きく、尚且つ全天球のプレビューに非常に負荷がかかるため、やむを得ないかと思われます。
筆者はPixel 7aを使っていますがあまり快適ではないため、編集は可能な限りPCで行うようにしています。
マウントの取り外しに手間がかかる
ONE R/RSには手回しのネジで固定するGoProマウントが標準ブラケットに付いており、1/4インチネジに接続するアダプタも付属しています。しかしながら何れもネジを回す必要があり、頻繁な取り外しに向きません。
別売りのクイックリリースマウントは存在しますが、同じくInsta360から出ているGo 3や、DJIのOsmo Actionシリーズには本体側にこういったクイックリリース機構が含まれており、それらと比べると使い勝手的にもサイズ的にも見劣りしてしまいます。
個人的にはGo 3のクイックリリース機構がONE R/RSのブラケットにも搭載されれば、頻繁に取り外しを行うドラレコ運用などで便利そうなのにな…と思っているのですが、残念ながらサードパーティ製の製品でもそういったものは現状見当たりませんでした。
ONE R/RSってどんな人にオススメ?
散々スペックや特徴を説明してきましたが、筆者の思うこのアクションカムをおすすめできる方を紹介します。
バイク乗りの方
まずはバイク乗りの方でアクションカムが欲しいと思っている方にオススメです。前項で散々書いた通り、ドラレコとしても普通に使えます。
全天球モジュールを使えば、ライダーなどの死角になる箇所以外の周囲を撮影するドラレコになります。手ぶれ補正も強く、暗所性能も一昔前のものと比較するとかなり上がっています。
参考までに、以下はバイクのグリップエンドにマウントした360度レンズで夜間に撮影した映像です。
付近の車のウィンカ、ナンバープレートなどを確認することは十分できます。
もちろんモジュールを変えて一般的なアクションカムのように一人称視点の映像も撮影可能です。以下は1インチセンサモジュールをヘルメットにマウントして撮影した映像です。
また、充電ポートの蓋を閉じれば最大5mまでの水深に耐える防水性能があるので、ドラレコ運用中に雨に打たれても心配は要りません。
同時にツーリング先での記念撮影にも使用でき、実用・遊び共に不足がありません。
旅好きの方
旅好きの方にもオススメです。
このカメラ1セットを持ち歩くだけで、全天球・平面両方の動画を身軽な装備で撮影できます。一眼レフやアクションカムを複数台も持つほどでは無いけど、Vlogや全天球の撮影に興味がある…という方にはうってつけかと思います。
また見えない自撮り棒と全天球モジュールを使用することで、空撮のような三人称視点の景色も撮影できます。もちろんイメージセンサモジュールを交換すれば、普通の自撮りにも使用できます。
以下は見えない自撮り棒で撮影した全天球画像です。
また、Insta360アプリでリトルプラネットと呼ばれる小さな星のような写真に加工することもできます。
更に追加アクセサリ無しで水深5mに耐える防水性能があるため、海や川などレジャーでも気兼ねなく使用することができます。
ガジェット好きの方
ONE R/RSに限らないのですが、Insta360のアクションカムはモジュール式のものが多く、カメラや動画撮影に特別興味がなくても、ガジェット好きの血が騒ぐ製品が多いです(…よね?)。
これまでの一台一役で単機能なアクションカムとは違い、拡張性・カスタマイズ性を備えたガジェットとしてのアクションカムは、機能だけでなく所有欲も満たしてくれます。
番外編①: RとRSの違いって何?
ここまでONE RとRSを散々語ってきましたが、全モジュールに互換性があるならONE RとRSの違いは一体なんなのか?というの1つずつ説明してきます。
まず、基本的にそのカメラがONE RとなるかONE RSとなるかは、カメラの本体となるコアモジュール(処理部)で決まります。
基本的に画質や単体での連続撮影時間は他のモジュールに依存しますが、一部以下の項目のみコアモジュールに依存します。
つまりこれらの項目さえ気にならなければ、型落ちのONE Rでも問題はないということになります。
なおこの項目の詳細な情報は、Insta360 Blogから引用しています。
HDR動画の撮影
ONE RSは、従来の映像と比べて明るさの幅を広く記録することができるHDR動画の撮影に対応しています。
特に逆光や暗所に光源がぽつんとある場合等での性能向上が期待できるため、用途によっては重要になってきます。
マイクの性能
ONE R/RSのマイクはコアモジュールに搭載されています。
ONE Rのマイクは2つに対してONE RSは3つになっており、音質やノイズ除去能力が向上しています。また、ONE RSは付属のブラケットを使用することで風切り音も低減されます。
そのため、内蔵マイクを使用して撮影する場合は音質に影響する可能性があります。
ちなみに以下は風切り音が低減されているONE RS + ONE RSの付属ブラケットで撮影したバイクの車載映像ですが、流石にバイクの風切り音を低減させるのは難しいようです。
内蔵機能の追加
ONE RSではカメラ単体でこなせるカメラ内臓の機能が増えています。具体的には以下の2点です。
手ぶれ補正
ズーム機能
なお何れも公式編集アプリであとから同等の機能を使用することが可能なため、撮影後に自分で編集を行う場合にはほぼ影響しないと思います。
Wi-Fi経由のファイル転送速度
ONE R/RSは撮影した動画や写真をWi-Fiでスマートフォンに送信することができます。ONE RSはこのときの転送速度がONE Rの1.5倍に高速化しています。撮影後にその場で動画を確認したり、その場で周りの友達に共有する場合はONE RSが向いています。
ただし、何れもUSBケーブル、microSDカードリーダ、純正のクイックリーダなどを用いることでより高速に転送することができ、筆者も基本的に帰宅後PCと有線接続して転送する場合が多いです。
特に4K以上の解像度の動画をWi-Fiで転送する場合、ONE RSでも尺によっては数十分かかることもあります。
ちなみに使用するスマートフォンがAndroidの場合、カメラを直接USB Type-Cケーブルで接続し、データを転送することも可能です。
そのため、筆者はスマートフォンに転送する場合もクイックリーダは使用していません。
なお、Insta360の説明ページにはiOSにも対応しているかのような表記がありますが、手元のiPhone 11 ProとiPad(第6世代)で試したところ認識できませんでした。iPhone/iPadと有線接続する場合はクイックリーダが必要かと思われます。
付属ブラケット形状およびバッテリサイズ
ONE RまたはRSを購入する場合、1つ以上のイメージセンサモジュールとバッテリモジュール、そしてそれらを外れないように保持するブラケット(枠)が付属します。
イメージセンサモジュールは選択するパッケージに依存しますが、付属するバッテリモジュールとブラケットについてはONE RとONE RSで異なります。
具体的には、ONE RSの方が付属するバッテリモジュールが大型化しており、単体での撮影時間がRの付属バッテリと比較すると長くなっています。
またバッテリモジュールの大型化に伴い、ブラケットのサイズと形状が変わっています。
ONE Rに付属するブラケットはパッチン錠のような留め具を外すと、レンズ方向に開く形になっており、1インチセンサモジュールを使う場合はレンズ保護フィルタと干渉するため、ブラケットから取り外す度に予めレンズ保護フィルタを外しておく必要があります。
それに対してONE RSに付属するブラケットは、ラッチを外すボタンを押すと、本体側面方向に開く仕組みになっており、いずれのモジュールを使っても組み立てた状態のまま取り外しできるようになっています。
仮に1インチセンサモジュールを使わないとしても、ONE RSに付属するブラケットの方が取り外しがしやすくなっており、頻繁にモジュールの交換を行う方はONE RSがおすすめです。
ただしバッテリモジュールさえ入れ替えれば、ONE RとONE RSのブラケットは相互に使用することが可能です。つまり、使用できるブラケットはバッテリモジュールに依存すると認識してもらえればわかりやすいと思います。
またデュアル1インチセンサ(全天球)モジュールを使用する場合は、専用のバッテリおよびブラケットを使用することになるため、上記の違いを気にする必要はありません。
番外編②: 全天球映像ってどうやって共有する?
全天球カメラを手にして何気に困るのが、撮影した動画、写真をSNSや友人とどうやって共有するか、です。
これに関してはONE R/RSどころか、Insta360に限らない話になりますが、番外編として筆者にとっての定番な共有方法を2つ紹介します。
Google Photos
定番はGoogle Photosです。
一般的な写真や動画のバックアップ、共有方法として定番な方法だとは思いますが、全天球映像もそれらと全く同じように扱うことが可能です。
Google Photosを使う一番のメリットは、Webブラウザで全天球表示が可能な点です。つまりPCでもスマホでも、Webブラウザが搭載されていればほとんどの端末で全天球表示が可能になります。
また、もちろん一般的な写真と同じく共有URLを送るだけでその全天球メディアを共有できるため、Insta360アプリを持たない友人などとシェアする際に便利です。
以下は実際に過去に撮影した全天球写真をGoogle Photos経由で共有する例です。ストリートビューと同じ様な操作感で閲覧できます。
LINE
次に定番な方法はLINEです。
あまり知られていませんがLINEにも全天球ビューワが内蔵されており、写真・動画として全天球映像を送信するだけで、相手側でも全天球表示されます。
ただし、Chromeアプリを含むPC版には全天球ビューワが内蔵されていないため、スマホ同士の場合のみ有効な手段です。
最後に: この記事を書いた理由
普段noteを書かない僕がどうして態々こんな布教記事を書いたのか、その理由はInsta360のONEフォームファクタを絶やしてほしくないためです。
このモジュール交換式で単機能でないアクションカムは、道具としても使いたいしVlog的運用もしたいけど、複数台持つほどではない…という自分にとってこの上なく合っていました。
更にカメラとしてのスペック面でも、ONE Rの発売から3年が経過しているにも関わらず現行アクションカムの中で最大サイズのセンサを搭載するオプションがあり、時代を先取りしているといえます。
しかしながら途中残念な点としても触れた通りモジュール単体での販売が滞っている点より、既にInsta360自身がこのONEフォームファクタの製品群へ注力していないように感じています。
それすなわちこの先この製品群のサポートがあるか怪しいということで、本来布教する場で触れるべきでないことはわかっているのですが、実際に購入を迷っている方が読んでくださる可能性があることや、Insta360の今後への期待も込めて敢えて触れることにしました。
僕個人としてはInsta360には引き続きこのONEフォームファクタのモジュールや新型コアを開発してほしいと考えています。
しかしながら、平面、全天球、1インチ大型センサ(平面、全天球)を発売した今、不足しているモジュールは最早無いと言っても過言ではありません。そういった意味でInsta360は他のシリーズへ開発の主軸を移したのではないかと推測しています。
ただ、だとすれば1インチセンサモジュールや大容量バッテリーモジュールなどを安定的に生産続けてほしいと思っていますし、欲を言えば現行のモジュールと互換性を保ったまま、より高解像度(8K)に対応した新型コアモジュールも開発してほしいと考えています。
そのためにも現行のONE R/RSを布教したい、せめて新型が出たら買いたいと多くの人に思ってもらいたいと考え筆を執りました。
初めての長文レビューで拙い文章だったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
気になった方はInsta360の公式ストアを覗いてみてください。