街の大捜査線

予告状がありました

　5月のはじめ、朝のウォーキングで商店街を歩いている時にこのような貼り紙を見つけました。

「店主が逃げたので、従業員2,000人で探します」　店主より？？
店主から店主が逃げたとの情報。
ここはとある洋菓子屋さんです。恐らくチェーン店だとは思うのですが、街の商店街のテナント店舗の店主を探すために2,000人を動員するだなんて、全国的な指名手配のような状況です。
走って逃げたという情報まで残してくれているのは、ヒントなのでしょうか。

それにしても、店主から店主が逃げたという貼り紙でお知らせするというのは、まるで怪盗の予告状です。

5月18日を迎えました

　予告状にあった5月17日を終え、18日に気になったので見に行ってみました。

延長していました。
約２週間では見つからなかったけど、あと１日あれば見つかる算段がついたのでしょうか。
手書きで書きなおされた日付。
相変わらず「店主より」という文言。
増員したわけでもなさそうですが、ひとまず様子を見てみることにしました。

5月20日になりました

　気になりすぎて5月20日に通ってみました。

貼り紙がなくなっている！！
後日、日中に通ると通常通り営業されていました。
買うために立ち寄ったわけではないので、店主がどうなったのかは私の中で迷宮入りです。しかし、ここまで追いかけた自分としては理由を知りたくてしょうがないので、どこかの機会で聞きに行きたいなぁと思っています。

聞くのは店主に聞くのがいいのでしょうか…。

全国で少し前まで緊急事態宣言があった中、こんな街中の一角で緊急事態宣言のような貼り紙を見つけるとは思いませんでした。

なにより、営業が再開できてよかったです。
しかし、商店街内の別のラーメン屋さんが

「都合により、しばらくの間休業させていただきます。」

と貼り紙をされていました。

私の街で一体なにが起こっているのでしょうか…。