余韻・・・っていいよね。大好きな言葉だな。余韻の残る文章って・・・。
えっと、嶋津さんと池松さんと仲さんがYouTubeにあげておられる「ブリリアントブルー(輝く文章とは何か)」の第一回を昨夜、視聴しました。
時間の都合で半分までしか見れなかったけど、また別日に続きをと思っています。第二回もすでにリリースされているので遅ればせながらでございます。
第一回のテーマは余韻の残る文章の書き方についてでした。
なごやかな雰囲気で3人がそれぞれ独特のやわらかさを醸し出しながら、第一回ゲストの「きゆかさん」を囲み、お話されていました。
余韻の残る文章かぁと私もぼんやり考えました。自分の小説は余韻を残せてるかなぁ。エッセイはどうかなぁ。普段特に余韻が残るようにと意識して文章を書いてはいないんですが、余韻はとても好きです。意識してなくても結果的に読み手の心にふんわり余韻が残ってくれればいいなぁとは思っています。
それで、なんとなく触発されて余韻を意識して『しあわせな音』を書いて公開しました。相変わらずとっても短い文章ですけどね。
いつもより少しだけ詩的にしました。目を閉じて感じる音、声、ぬくもり、情景、そういうのを盛り込みました。どうだろ、余韻を残せたかなぁ。
少しだけ言葉も選びました。たとえば「炭酸が香る」とか、私はあまり使わない表現です。でも彼の声に炭酸のシュワシュワした爽やかな感じを乗せたくて、その爽快さをどうやって表そうかなって。「炭酸」という言葉だけでも読み手に爽快さを伝えられるけど、もう一歩、「香る」というかぐわしい言葉を混ぜました。こういうのって意識しないと作れない言葉なので、たまに向き合うのもいいですね。
全体的には彼女が音や声から見る世界はどんな世界なんだろうと想像しながら書きました。とても優しい世界が彼女の心に映っていたらいいなって。
私は文章の良さとか文章の技術とかあまり考えてなくて基本的には思いつくことを自己流で書いています。本とかほとんど読まないし、知識も少ない。文章力を向上しようといったこともそれほど思ってないです。
それでもあんなふうに文章について深く話されている動画を見ると、ちょこっと刺激を受けるものですね。書きたくなっちゃった。
すごくうまく書けたってこともないかもしれないけど、なんとなく何かを意識して書くってきっとちょっとした成長になるんだろうね。
コンテストとか企画に参加するのもそう。いつもより少しだけ読み手を意識する。文章を仕上げたあとに、いつもより多めに読み返す。いつもより修正に時間をかける。すぐに公開せず、いつもより深く吟味する。
そういうのが大事なのかもね。
私はものすごくはがんばれない人だけど、ほどほどにね。自分なりにnoteを楽しんでいます。