秋の過ごし方
朝夕、めっきり肌寒くなりましたね。
今年の夏は記録的な暑さでした。先月は毎週のように台風が上陸し、気圧の変化と蒸し暑さを運んでくると言う安定しない気候が続きました。
急に気温が下がってきた今、夏の疲れがでやすい状態だと思います。
また朝夕と昼間の温度差もありますから、体もその環境に適応するために必死です。
この時期、増えている不調は、ヘルペス・帯状疱疹、鼻やのどの不調、ぜんそく症状の悪化、寝付きの悪さなど。
疲れがでて、抵抗力が落ちることですでに体内に潜んでるウイルスが悪さをして痛み・発疹などの症状を引き起こすヘルペス・帯状疱疹。
乾燥や気温差などが刺激となり鼻やのどの粘膜が刺激され、それが炎症状態を起こして、鼻水・鼻づまり、のどの痛みや違和感、そして気道粘膜の過敏な状態からぜんそく症状が引き起こされる。
寝ることも体力が必要ですから、疲れすぎているとなかなか寝付けないということにもなりますね。
いずれにしろ、疲れからくるさまざまな症状。
とにかく体を休めてしっかり養生しましょう。
そんな時間ないよ、という方は、通勤通学の電車の中などスマホや本を手にとらず、静かにそっと目を閉じましょう。
目からはさまざまな情報が入ってきています。そのために目の神経や頭はフル回転です。ときどきは、目を閉じて情報をシャットアウトするだけで、精神的に安らげるはずです。
さて、この時期は”栗”がおいしい時期ですね。
栗は血液の流れを良くして、老化を防止します。また体を温め、胃腸の調子も整えてくれます。まさに、この時期にぴったりの食材ですね。
組み合わせとしては、クルミや鶏肉がおすすめです。
クルミは体を温めるため、足腰の冷えやアンチエイジングに効果的です。
栗&クルミのパンやケーキなどをチョイスするといいですね。
鶏肉は、体を温め胃腸を元気にする働きがあります。胃腸を元気にするため、栄養を補いスタミナ不足や慢性疲労を改善してくれます。
栗ご飯に鶏肉を混ぜてみたり、シチューに栗や鶏肉をいれて煮込むのもいいですね。
栗は渋皮がありますが、この渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていますので、老化やシミ・しわを防ぎます。渋皮煮にして召し上がると美肌にも効果的です。
ただし、栗は消化が悪いので食べ過ぎに注意です。1日10個までにしましょう。
黒ごまも、老化防止や抜け毛や白髪、滋養強壮作用があるので、栗ご飯には黒ごまをかけてみても、アクセントにもなりますね。ちなみに白ごまは、体を潤す働きがあるため便秘や肌の乾燥を改善する効果があります。
白黒どちらを選ぶかは、そのときの気分で。
秋の夜長、読書やゲームなど夜な夜なやりたいことはたくさんあるかもしれませんが、睡眠はしっかりとりましょう。お肌にもやさしい生活習慣を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?