明けましておめでとうござます。 2020年が始まりましたね。この2020年という年はいろいろな意味で新たなスタートの年となりそうですね。 子年の今年は『庚子(かのえね)』となり、一言でいうと”変化の多い年”となるようです。 前回の庚子は1960年(昭和35年)。 この年は今生天皇陛下がお生まれになった年。 安保闘争やアメリカではキング牧師らによる公民権運動のさなかジョン・F・ケネディが大統領選で勝利した年でもあるそうです。 2020年はどんな年になるのでしょうか? 何かあって
ずいぶん久しぶりの投稿となりました。本来ならば冬と春の養生のお話を投稿する予定でしたが、それはまたの機会にしたいと思います。 さて、今日は5月5日、こどもの日。 7:45に牡牛座で新月を迎え、旧暦いうところの卯月がスタートしました。 そして明日6日は4:03に立夏を迎えます。暦の上では夏のスタートです。 古代中国では天災がなどがよく発生しあまりよくない月と言われ、ヨモギで人形を作り門にかけ、香りの高い菖蒲を浸した酒を飲んで穢れや災厄を祓う行事が行なわれていました。邪気を祓う
朝夕、めっきり肌寒くなりましたね。 今年の夏は記録的な暑さでした。先月は毎週のように台風が上陸し、気圧の変化と蒸し暑さを運んでくると言う安定しない気候が続きました。 急に気温が下がってきた今、夏の疲れがでやすい状態だと思います。 また朝夕と昼間の温度差もありますから、体もその環境に適応するために必死です。 この時期、増えている不調は、ヘルペス・帯状疱疹、鼻やのどの不調、ぜんそく症状の悪化、寝付きの悪さなど。 疲れがでて、抵抗力が落ちることですでに体内に潜んでるウイルスが
広島の牡蠣を購入したので、今夜は牡蠣をソテーにしました。 小麦粉をつけて、オリーブオイル&バターでソテーです。 付け合わせはしじみの味噌汁と、長いも&きゅうりを大葉(しそ)と梅干しで和えました。 実は、これかなり”薬膳”的に効果的なメニューなんですよ。 牡蠣の殻はボレイと言って、漢方薬としても使われます。 効果は神経の高ぶりを鎮め、動悸や不眠を改善します。 殻だけでなく身も同じように優れた働きをするのです。 また体を潤すはたらきもありますから、口の渇きや目のかすみにも効果的
前回、秋のお肌にまつわるお話として食事について書きました。 今日はスキンケア編です。 前回、秋は陰陽五行でいうところの臓器は肺と関係し、また大腸・鼻・皮膚などの症状に関係するとお話しました。 秋は乾燥しやすく、肺が傷つくと皮膚の乾燥、大腸の乾燥(便秘)、鼻の乾燥(鼻や呼吸器の炎症につながり咳がでやすくなる)などの症状がでやすくなります。 ここでは、皮膚の乾燥についてお話します。 皮膚は現代社会の生活の中で年間通して過酷な環境にさらされています。 春は寒い冬が終わり、木の
秋は、四季の中でも”乾燥”する季節です 中医学でいうところの陰陽五行では秋は肺・皮膚・大腸と関係が深いと言われています。 秋の乾燥した冷たい空気に触れることで肺が弱ると、鼻づまり・のどの痛み・気管支の炎症を起こし咳がでやすくなります。 肺に関連した臓器である皮膚も乾燥して肌がかさかさになったり、かゆみがでやすくなります。 また大腸も潤いがなくなり便秘しやすくなります。 ですから、秋は潤いを保つ必要があります。 まず内側から潤わせることは”食事”からです。 肺を潤