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【詩#35】あと何度

あと何度
この月と歩くことができるのだろう
誰も乗らないブランコの錆

あと何度
この雪を踏みしめることができるのだろう
犬小屋にいるのはもう風だけ

あと何度
この花に慰められることができるのだろう
時の果てを私たちはしらない


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