交通事故を起こしたら!?青色免許になっちゃう?罰金は?
はじめに
過去5年間で、無事故・無違反であれば、ゴールド免許となりますよね😃
ちなみに、ここでいう「無事故」とはどういう意味でしょうか?
・過去5年間で、軽い「物損事故」を起こしている場合は?
・次の更新で青色免許になってしまう?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、警察で「物損事故」として処理されているなら、ゴールド免許が維持されます。
当然違反がなければですよ😃
すなわち、ここでいう「無事故」とは、人身事故がゼロという意味なのです。
よって、物損事故は何回起こしたとしても、免許の点数は原則引かれません。正確にいうと、点数は加点されません。
ゴールド免許が維持されます。
極端な話、物損事故を100回起こしていたとしても、違反がなければゴールド免許となってしまいます😅
人身事故とは?
それでは、人身事故とはどのような事故なのでしょうか?
それは、自分に過失があり、かつ相手方(被害者)が警察に対して、ケガの診断書を提出した場合の事故です。ちなみに、診断書を保険会社に提出しただけでは、人身事故の扱いにはなりません。
ということは、、
相手方(被害者)が怪我をしていたとしても、
「面倒臭いし保険金も出るから、物損事故扱いでイイや。
病院代は貰いたいから保険会社には診断書を提出するけど、警察の方には診断書を提出しません。相手の免許の点数が引かれるのも可哀想だし、、」
となった場合は、物損事故の扱いになります。
こうなれば、免許の点数が引かれません。
ただし、、
本来、人身事故(罪名:過失運転致傷罪)は非親告罪ですので、少しでもケガのある事故であれば、全件人身事故で事件処理されるべきでしょうが、、
しかし、交通事故は毎日数多く発生しているし、交通警察官の人数も限られているので、怪我のある事故であったとしても、多くが物損事故の扱いとなってしまっているのが現状だと思われます(軽傷事故の場合ですよ。重傷事故であれば、さすがに警察も物損事故扱いにはしません)。
※ 非親告罪とは、「被害者の訴えがなくても、警察が事件捜査すべき犯罪。検察官が起訴すべき犯罪。」のことです。
交通事故を起こしてしまったら
もし、追突事故のような「 10:0 」の事故を起こした側だとしたら、相手側に全力で謝った方が良いかもしれません。
保険会社からは、交渉上などの理由から、
「相手方とは接触しないで下さい。私たちがすべて交渉しますから。」
と言われることが多いですが、一方的にこちらが悪い事故であれば、過失割合で揉めることもないでしょうし、そもそも、一方的に損害を与えてしまったのであれば、人として誠意をもって謝るべきだと思います。
菓子折りを持って行ってもイイかもしれません。
人間は感情に基づいて行動しますから、素直に謝罪を受け、かつ保険金で補償されるとなれば、わざわざ警察に診断書を出して大事にしない方も多くいらっしゃるでしょう。
そして、相手方が物損事故の扱いとしてくれた場合は、こちらの免許の点数は引かれないことになり、ゴールド免許が維持されます。保険代も高くなりません。
事件にもなりませんから、取り調べも受けませんし、当然罰金も発生しません。
ただし、この場合、物損事故として処理されたことは、偶々の結果ですから(相手に主導権がありますから)、当然、事故を起こしたことについては深く反省して、今後は安全運転に努めましょう😃
人身事故となった場合
相手方が警察に対しても診断書を提出し、人身事故の扱いとなった場合、
相手方の診断書が軽傷(一般的には加療期間2週間以下)
であった場合は、基本的には事件が不起訴(起訴猶予)となり、罰金はありません。
検察官が、
「不注意な運転で、相手に怪我をさせた事実はあるけれど(事件ではあるけれど)、軽傷ですし今回は起訴しませんよ。」
と判断するのです。
ただし、刑事処分と行政処分は、それぞれ独立した法的手続きですので、たとえ刑事処分が起訴猶予処分だったとしても、
軽傷事故の場合は、基本的には4〜5点くらい免許点数が引かれてしまう
でしょう。
起訴猶予は無罪という訳ではありませんからね。
免許停止処分は6点以上からなので、軽傷事故1件でいきなり免許停止にはならないでしょうが、ここ一年以内の違反状況によっては、累積で6点以上となってしまう場合があり、免許停止処分を受ける方もいますね。
この場合、免許停止期間を短縮するための講習を受講する方が多いです。運転できないと仕事で困りますよね。ただ、受講料は高額ですが😅
まとめ
交通事故は、双方にとって不幸な出来事であり、解決には多くの時間がかかるものです。
さらに、揉める事があれば、相当な心理的ストレスもかかります。
そこで、事故を未然に防ぐために、以下の点に注意しましょう!
・寝不足での運転は避ける
・かもしれない運転を心掛ける
・スピードを出しすぎない
皆さんも、ぜひこれらのポイントを意識して、安全運転を心がけてくださいね😃
私も十分に気をつけます!