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イルミネーション《短歌5首》

蛍光の香りあなたのほしがったひかりをいつまでも覚えてる

星くずが照らせる範囲は決まっててふたりの記憶が重なる夜は

光ってるふりしておいてこの街の鼓動全部を匿いながら

着たい服似合うわたしになったからお祝いにまた新しい服

元来のさよなら、わたしを濾過せずにすれ違うのよ。きっとこのまま

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