ショコラティエになった12月
あけましておめでとうございます。
秩父郡横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。
今年もよろしくお願いいたします。
私は変わらず横瀬のおいしい食材でものづくりを続けていきます。
2024年初投稿は先月の振り返りです。(いつも通り)
軽い気持ちでカカオマスから本格的なチョコレート作りに挑戦!
12月といえばクリスマス、冬といえばチョコレート。
なんとなくそんなイメージがあった私は、
9月頃から横瀬素材と、ある町民の方が関わっているカカオマスから
チョコレートを作ってみたいと思うようになりました。
艶のある本格的なチョコレートなんて自分で作った経験はありません。
それもカカオマスからなんて。
ショコラティエという専門職があるくらいなんだから
さぞかし難しいんでしょう。
でも、昨年2月に、カカオマスから作ったチョコフォンデュ用チョコをパフェにかけ放題できるイベントを開催しました。その時のカカオの美味しさの衝撃となんとなくの製造イメージから、不安よりも作りたい!という気持ちで突き進んでみました。根拠のない、なんかできそう~という呑気な考えもありました。(笑)
こだわりのカカオマス
アイデアの発端であるカカオマスは、横瀬町内に2年ほど前に移住された、マヤさんとの出会い。偶然、農家さんの椎茸のコマ打ち作業のお手伝いを一緒にしたのが初めましてでした。
ご主人がインドネシアでカカオマス事業をされており、現地で農家から直接仕入れ、加工まで行っています。
生産者の生活がよりよいものになるように、買取価格を高めに設定しているそうです。
素敵な理念、そして豊かな味わいで美味しいカカオマスです!
法人名:DIMALAYA
note ID:maya_dimalaya
↓↓ マヤさんのブログ ↓↓
イメージを形にしていく日々、とにかく作る日々
できるだけたくさんの素敵な横瀬素材やお世話になっている方々やENgaWAチームの思いを詰め込みたい。
チョコレートを通して、町内外どちらのお客さんにも伝えたい。
商品の内容はそのイメージに沿って考えました。
巨峰、緑茶、大豆。
ENgaWAチームで農作業から携わってつくったものたち。
ゆず、いちじく、いちご。
町のつながりでお世話になっている方々から
仕入れたり収穫させてもらったりしたものたち。
グラノーラ、ジャム。
毎週のように地元のレディたちと一緒に作っている自社商品。
それらをすべて味わえるように試作を重ね、
温度管理に気を配ったのに型からチョコが外れずメソメソすることもあったけれど…
チームのみんなの助けとデザイン担当萌ちゃんによる綺麗なパッケージで、なんだか立派に見える商品が完成しました。
そして、発売!
今回は初めての試みということもあり、渋谷のイルミネーション「青の洞窟」出店とわずかな予約販売、年末の農家さん御礼のみのお渡しとなりました。
自分たちで美味しいと思っていても、いざお金を払って食べてもらうとなると緊張します。
結果は渋谷での売上は持参数の7割ほど、
いただいた感想も上々でありがたい滑り出しとなりました。
バレンタインシーズンもショコラティエ頑張ります!
おまけ:横瀬駅伝に初出場!
前回はLAC&ENgaWAチーム応援隊だった町開催の駅伝。
今回はなんと選手側になりました。
一緒に出てくれたメンバーと応援隊に感謝です。
ちなみに、私はこの駅伝後に体調を崩しました。
まだまだ寒暖差のある冬は続きそうなので、皆様もお身体ご自愛くださいませ。