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みなさん、こんにちは。
パーソナルジム|ワイズジム恵比寿の代表、山崎です。

みなさん、DHAという成分を聞いたことはありますか?
DHAは魚などに多く含まれる、俗にいう良い油で、摂取することで体にとても良い健康効果をもたらしてくれます。

DHAを摂取すると、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?
本日はそんな【DHA】について、パーソナルトレーナーの視点で解説していこうと思います。

DHAとは?


DHAとはドコサヘキサエン酸の略であり、オメガ-3系脂肪酸の一種です。
特に魚油や海産物に多く含まれています。
DHAは人体にとって重要な必須脂肪酸であり、健康を維持するために欠かせない栄養素です。

特徴

化学構造: 長鎖不飽和脂肪酸で、22個の炭素原子を持ち、6つの二重結合を含む構造をしています。

主な食品源: サバ、サケ、イワシ、マグロなどの青魚、あるいは魚油サプリメント。

体内での合成: 体内ではDHAを少量しか合成できないため、食品やサプリメントから摂取する必要があります。

摂取の目安

一般的に、1日あたり250~500mgのDHAを摂取することが推奨されています。
ただし、健康状態や目的に応じて必要量は異なる場合があります。

DHAの健康効果は?


ではDHAを摂取することで、体にはどんなメリットがあるのでしょう?

脳の健康促進

認知機能の向上: DHAは脳細胞の構造の一部を形成し、記憶力や学習能力の向上に寄与します。
特に加齢による認知機能の低下を防ぐ可能性があるとされています。

発達支援: 子供の脳や神経系の発達に必要不可欠で、妊娠中や授乳中の母親がDHAを摂取することで、胎児や乳児の発育をサポートします。

視覚のサポート

視力の維持: DHAは網膜の主要な構成要素で、視覚機能の正常化に重要な役割を果たします。

黄斑変性症の予防: 加齢に伴う視覚障害のリスクを軽減する可能性があります。

心血管の健康維持

中性脂肪の低下: DHAは血液中の中性脂肪を減らす働きがあり、心血管疾患のリスクを低下させます。

血圧調整: 血圧を下げる効果があるとされ、高血圧予防に役立つ可能性があります。

動脈硬化予防: 血管の弾力性を保ち、動脈硬化を防ぐ作用が期待されています。

抗炎症作用

DHAには炎症を抑える効果があり、慢性的な炎症が原因となる疾患(関節炎、炎症性腸疾患など)の予防や症状軽減に役立つと考えられています。

精神的健康の向上

ストレス軽減: DHAの摂取は、ストレスや不安感の軽減、うつ病の予防に役立つ可能性があります。

気分安定: 脳内の神経伝達物質のバランスを調整し、気分の安定をサポートします。

妊娠・授乳期の健康効果

妊娠中にDHAを摂取すると、胎児の脳、目、神経系の発達が促進されます。

授乳中の母親がDHAを摂取すると、乳児の知能や視覚発達に好影響を与える可能性があります。

免疫機能の改善

抗炎症作用により、免疫システムを調整し、自己免疫疾患やアレルギー症状のリスクを低減する効果が期待されます。

加齢に伴う疾患予防

認知症やアルツハイマー病の進行を遅らせる可能性があるとされます。

加齢黄斑変性症などの視覚障害の予防。

DHAまとめ


いかがでしたでしょうか?

DHAは健康維持や疾病予防に幅広く役立つ栄養素です。
特に魚を日常的に摂取しない人や、特定の健康課題を抱えている人は、サプリメントなどでの補充を検討しても良いでしょう。
ただし、過剰摂取には注意が必要なので、推奨量を守ることが重要です。

DHAを積極的に摂取して、健康的な体を目指していきましょう!

本日もお読みいただきありがとうございました。

パーソナルジム|ワイズジム恵比寿
代表 山崎


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