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30代からセルフイメージが激変した超オススメ自己理解ワーク『ネーミングストーリー』実践録 - 自己理解迷子だった僕が「名前」に宿る過去・現在・未来に気づいたら、自分軸が一本に結ばれた話

僕は、まさに“自己理解迷子”だった一人です。
でも最後に出会った「ネーミングストーリー」という方法が、
これまで試したどの自己理解ワークよりも
深く深く腑に落ちて、セルフイメージが激変しました。

この記事では、名前を深掘りしたことで「自分軸」を見つけ、
人生が一本に結ばれた僕の体験談をお伝えします。

🔎 この記事はこんな方におすすめ!

💭 30代前後で、「これが自分の生き方なのか?」とモヤモヤしている人

💭 過去の挫折や失敗を「無駄だった」と感じ、自分に自信が持てなくなっている人

💭 自己理解や自己分析をやってみたけど、「しっくりくる答え」に出会えていない人

🗝️ この記事で得られる結果

💎 「自分軸=自分だけの物語」を見つけられる

💎 過去の辛い経験も、すべて「意味があったんだ」と思えるようになる

💎 自分の名前に誇りを持ち、「自分の人生を生きる」と前向きな活力が生まれる

💎 名前を胸を張って名乗れるようになり、「名に恥じぬ生き方をしよう」と覚悟が持てる

名前に“自分軸”のヒントがあったなんて― 30代、迷える僕が気づいたこと

30代、このままでいいんだろうか——

そんな不安を抱えながら、
スマホを眺めていた夜が、
僕にもありました。

仕事はそれなりにこなしている。
後輩も増え、責任あるポジションも
任されるようになってきた。

でも、なんだろう、このモヤモヤは。

これって、本当に自分がやりたかったことなのか?
このまま年を重ねて、後悔しないだろうか?

答えが見えなくて、自己啓発本を読んだり、
SNSで「成功者の言葉」を探してみたりもしました。

「とにかく行動しろ!」
「自分らしく生きるためには、まず〇〇しろ!」

わかってる。
わかってるけど……動けない。
頭では理解しても、心が追いつかない。

そんな焦りとモヤモヤを抱えたまま、
結局いつもと同じ日常に戻っていく。

このまま一生こんな感じなのかな……

そんな僕が、ある時、
思ってもみなかったところで
「自分軸」に出会ったんです。

それは、自分の“名前”。

「名前? いやいや、そんなことで人生変わるわけないでしょ」
そう思いますよね。僕もそうでした。

ところが——
名前に込められた意味や背景を深掘りしていくうちに、
自分の「過去・現在・未来」が一本につながる瞬間があったんです。

でも、結果としてこれは、僕にとって“最強の自己理解”になったんです。

ああ、僕の人生って、無駄じゃなかったんだ


全部、この名前に生きるために必要だったんだ

そう思えた時、
涙が止まりませんでした。

これこそが、僕にとって“答え”だったんだ——と。

この記事は、そんな僕の体験をもとに書いています。

もしあなたが、
「自分らしさを見つけたい」
「人生を一本につなげたい」
——そう感じているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

「あなたの名前」にも、きっと答えが眠っています。


名前が嫌いだった僕 ― 「ただのラベル」と思っていた頃

正直、僕は自分の名前が嫌いでした。
特に、電話応対が苦手だった新人時代。

「はい、野田です!」

これが、小さい頃からうまく言えないんです。

「のだ……です?」
「だで」で噛むわ、詰まるわで、
電話を切った後に一人でため息。

毎回、変な汗をかくのが嫌で
電話を取ることを避けていました。

それだけじゃありません。
下の名前、「圭祐」もなんだかしっくりこなかった。

長いので、もっとスッと呼ばれる
三文字くらいの名前が良かったなって
ずっと思ってました。

だから、名前を呼ばれるたびに
ほんの少しだけモヤモヤする。

電話で名乗るたびに
「また言いづらかったな」と落ち込む。

そんな日常を積み重ねながら、いつの間にか、
「名前なんて、ただのラベルだろ」
そう思うようになっていました。

誰にでも名前はあるけど、所詮それは、区別するための記号。
「どうせ僕なんて、適当に名付けられたんだろうな」
そんなふうに、どこか冷めた目で見ていたんです。

まさか、この名前が、
僕の人生そのものにつながっているなんて――
この時は、想像すらしていませんでした。

名前を深掘りする「ネーミングストーリー」との出会い

「名前って、そんなに掘るものなの?」

そんな僕に転機が訪れたのは、30代に差しかかる頃。
モヤモヤした気持ちをどうにかしたくて、
「自己理解」に関する情報を漁っていた時のことでした。

現在、コミュニティ『BREAKERS』を運営している小田真嘉さんの勉強会でたまたま教えてもらったのが、「ネーミングストーリー」というワーク。

小田さん「ネーミングストーリーをやると、名前のイメージが変わって、セルフイメージが変わるんですよ。仕事と人生の方向性と、自分の強みが腹に落ちて、人生の流れが自然と変わっていくんです。」

その言葉に正直、最初は半信半疑でした。

いやいや、名前なんてただの記号じゃん。
それ掘ったところで、何がわかるん?

でも、モヤモヤを抱えたまま
何もしないのも嫌だったんです。

「まあ、ものは試しだ」

そう思って、軽い気持ちでやってみることにしました。

でも、この時はまだ知らなかったんです。

ネーミングストーリーこそ、私にとって
“最強の自己理解ツール”になるなんてことは――

僕の名前、「野田圭祐」を分解してみる

ワークは、シンプル。
下記の5つステップを実践しました。

「野」ってどういう意味だろう?
「田」にはどんな意味があるんだろう?
「圭」は?
「祐」は?

上記のように
一つ一つ調べていったんです。

すると、意外にも漢字って奥が深い。

ただ“呼び名”として見ていた文字が、
実はそれぞれに、豊かな意味を持っていることに驚きました。

出てきた意味が、妙にしっくりきた

たとえば、僕の名前を掘って出てきたキーワードはこんな感じです。

「え、なんか……たしかに僕っぽいぞ?」

そう思ったんですよね。

  • 型にはまるのが苦手で、わりと自由にやりたいタイプだし

  • 人の相談に乗ったり、背中を押すのは好きだし

  • 後輩とか仲間が成長していく姿を見ると、すごく嬉しいし

「名前って、性格出るのか?」
「いや、たまたまか?」

頭では疑いつつも
どこか腑に落ちる感覚がありました。

「ふーん、面白いな」― でも、そこで終わった

とはいえ、その時はまだ
“ただの面白い遊び”くらいの認識でした。

「へぇ〜、そういう意味あるんだ」
「意外と自分に合ってるかもね」
「まあ、悪くない名前かもな」

そう思ったけど、日常は変わらない。

モヤモヤは残ったまま、
電話口で「野田です」と詰まる自分も、そのままだった。

つまり、この時点ではまだ、
名前に人生を重ねる“本当の意味”には
気づいていなかった
んです。

この後、さらに僕の「名前観」がひっくり返る瞬間が訪れるとは、
この時は、思ってもいませんでした──

『名前の哲学』を読んで、名前に「光」が差した瞬間

名前って、ただの呼び名じゃなかった

そんなことを思い知らされる出来事がありました。

きっかけは、
「名前って意外と面白いんだな」と
興味を持ち始めていた頃、
ふと目に入った一冊の本。

画像引用:名前の哲学/村岡晋一/講談社

それが、『名前の哲学』。

「名前に哲学?そんなに掘る話あるんか……」

半信半疑で手に取って、
なんとなく読み始めたんです。

すると、ある一節に心を揺さぶられました。


名前を掘れば掘るほど、光が差し込む

本には、こんなことが書かれていました。

「名前は、掘り下げれば掘り下げるほど、他者という光が差し込んでくる」

引用:名前の哲学/講談社

名前は、自分一人のものではなく、
もともと“誰かに呼ばれる”ことで意味を持つものだと。

この言葉を読んだ瞬間、「ハッ」としました。

あれ? ってことは、名前って、
ただ自分を表すラベルじゃなくて、
自分と他者、自分と世界をつなぐものなんじゃないか?

そんなふうに感じたんです。

名前が「役割」に見えてきた瞬間

そう考えた時、
僕にとって“名前”の意味が、
一気に立体的になりました。

名前は、単なる記号じゃない。
僕という存在が、「どう世界と関わるか」をつなぐもの。

それってつまり、
名前には“役割”が隠れてるんじゃないか?
そんな気づきが、一気に押し寄せてきたんです。

今まで「ただのラベル」だと思っていたものが、
「自分がどう生きるか」
「どんな存在として、誰と関わっていくか」

そんな人生の方向性を示しているものに見えてきました。


もう一度、自分の名前を掘ってみよう

「これは、もう一回ちゃんと向き合ってみる必要があるぞ」

そう感じた僕は、もう一度、
あの時やってみたネーミングストーリーを
より深めるために再実践しました。

今度は、「ただ面白い」じゃなくて、
“名前に隠された暗号(役割)”を
見つけるつもりで

この時、僕の中で名前はもう
「ただ言いづらいから嫌」という存在じゃなくなっていました。

もしかして、名前こそが、
どう生きるかのヒントなのかもしれない!

そう思うようになっていたんです。

氏=過去、姓=現在、名=未来 ― 名前に宿る“命の時間軸”

「名前は、自分と世界をつなぐものなのかもしれない」

そんなふうに思い始めた僕は、
もう一度「野田圭祐」という自分の名前と、
ちゃんと向き合ってみることにしました。

でも、前回と違って、
今度は「名前を時間軸で捉える」という視点を加えてみたんです。

きっかけは、「氏名」や「姓名」という言葉に対する素朴な疑問でした。

そもそも、“氏”と“姓”って、なんで分かれてるんだろう?
単に名字ってことじゃなくて、意味が違うのかもしれない。

そう思って調べてみると、
氏は家系や血筋、姓は役職や社会的役割を表していた歴史があることを知りました。

そこから、僕の中でこんなふうに整理されていったんです。

「氏=過去」「姓=現在」「名=未来」
名前は、まるで命の時間軸を貫く一本の糸みたいじゃないか?

そう思えた時、僕の中で点だったものが、一本の線になったんです。

そして、もう一つ自分の中でしっくりきた解釈がありました
「氏名」としては「野田」だけど、漢字に込められた意味に目を向けると、
「野」と「田」には、それぞれ違うメッセージがあるんじゃないかって。

厳密には、氏も姓も『野田』なんですが、
僕は名前を深掘りする中で、
『野』と『田』それぞれに込められた意味を
“過去”と“現在”に当てはめると、すごく腑に落ちたんです。

この視点で、もう一度
自分の名前を紐解いてみることにしました。


【1】氏=過去 ―「命の根っこ」を感じた時

まず、「氏=過去」

氏は、血縁や家系、ルーツを表すもの。
つまり、「自分はどこからきたのか」を示している。

僕の場合、「野田」の「野」。

もう一度、「野」という字を掘り下げてみると、
広大な原っぱ、自然、枠にとらわれない自由さ、
どんなものも受け入れる器、四季折々の変化、ありのまま——
そんなイメージがより鮮明に浮かんできました。

その時、ふと思ったんです。

「そういえば、うちの祖父母って、どんな暮らしをしてたんだろう?」
「もしかして、先祖代々、自然に囲まれて生きてきた人たちなのかな?」

確かに、僕自身もそういう“野っぽい感覚”を持っている。

  • 型にはめられるのが苦手

  • 人をありのまま受け入れるのが好き

  • 自然体でいたい

ああ、僕の中にも、ちゃんと先祖の血が流れてるんだ……

そう思えた時、じんわりと胸が熱くなりました。

それまで「過去なんて関係ない」と思っていた自分が、
“命の根っこ”は、確かに自分の中に生きているんだと感じた瞬間でした。

氏=過去=命の根っこ

「自分は一人で生きているんじゃなく、命のバトンを受け継いでるんだ」

そう思えたことで、不思議と安心感が生まれました。


【2】姓=現在 ―「命をどう使うか」が見えた時

次に、「姓=現在」

姓は、社会の中で担う役割を表すもの。
つまり、「今ここで、自分はどう命を使うか」。

「田」という字を改めて調べてみると、
稲を育む場、生き物が集まる土壌、人の手で命を育てる場所——
そんな意味が見えてきました。

その時、ハッとしたんです。

人の才能を引き出すこととか、背中を押す時、一番やりがいを感じるんだよな……

たとえば、後輩が自信をつけて成長していく姿を見る時、
あるいは、悩んでいた友人が、僕との会話をきっかけに一歩踏み出した時。

「“田”のように、人が育つ土壌になりたいんじゃないか?」

そう思えた瞬間、
「これが、今ここでの僕の命の使い方なんだ」
と腑に落ちました。

「氏=野」という、受け入れる器としての土台があって、
「姓=田」として、人を育むことに役割を感じている。

それまで「仕事って稼ぐため」とか
「責任だからやるもの」と思っていたけど、
「命をどう使うか」って、
こういうことかもしれない
と感じたんです。

姓=現在=命の使い方

「今ここで、どう命を活かすのか」
そこに、自分らしさが宿るんだと気づきました。


【3】名=未来 ―「人生をかけて名を育てる」と決意した時

そして、最後が「名=未来」

名は、生まれた時に与えられるもの。
でも、生まれた瞬間は、まだ何者でもない。
つまり、「これからどう生き、何を遺すか」を表しているんじゃないか?

そう思った時、「圭祐」という名前に改めて向き合ってみました。

  • 「圭」=良い経験も悪い経験も積み重ねて、磨かれていく

  • 「祐」=人を助け、支え、導く

あれ、これって——
まさにそういう生き方を求めてるじゃん!

人を支え、成長を後押ししながら、自分自身も経験を重ねて成長していく。

その時、ふと頭に浮かんだのは、
亡くなった祖父母の名前でした。

祖父母の名前を思い出すと、
その名前とともに、人柄や思い出、姿まで蘇ってくる。

「ああ、人って死んだら、“名”だけが残るんだ」

そして、その“名”は、ただ音として残るわけじゃなく、
「どう生きたか」が、名前を通じて伝わっていくんだって、気づいたんです。

そうか、名って、未来に残すものなんだ。
僕も、この“圭祐”って名を、人生をかけて育てていくんだ。

そう思えた時、
「名に恥じぬ生き方をしよう」って、
初めて覚悟が持てました。

名=未来=命の可能性

未来に向けて、
「この名にふさわしい自分になっていく」
それが、生きるってことなんじゃないかって。


氏=過去 → 姓=現在 → 名=未来

名前は、過去・現在・未来を一本に結び直す“命の物語”。

それに気づいた時、
電話で「野田です!」と名乗る時、
ちょっとだけ胸を張れるようになったんです。

胸が熱くなり腑に落ちた体験 ― 人生がひとつに結ばれた瞬間

全部、意味があったんだ——

そう思えた時、不意に胸が熱くなりました。

名前に込められた「命の根っこ」「命の使い方」「命の可能性」。
そのすべてが、僕の人生そのものと重なり合い、一本の糸のように結び直された瞬間でした。

振り返れば、これまで順風満帆だったわけじゃありません。

むしろ、苦しいことの方が多かったように思います。

  • 「何者にもなれていない」と焦っていた20代。

  • 失敗ばかりで、空回りしていた仕事。

  • 人間関係で傷つき、自分なんてダメだと思った日々。

それでも、
どこかで「変わりたい」と
足掻いてきた自分がいたんです。

でも、その時々は
「なんでこんな目に遭うんだ」
「もう嫌だ」としか思えなくて。

あの頃は、ただ前に進むしかなくて、
「意味なんてない」とさえ思っていました。


名前に出会って初めて「全部が結ばれた」

ところが、「名前」という視点で自分を見つめ直した時、
そのひとつひとつが意味を持っていたことに気づいたんです。

  • 型にはまらない「野」の自由さは、
    失敗しても立ち直り、前に進む力になっていた。

  • 人の成長を支える「田」のように、
    落ち込んでいる友人を励まし、寄り添う自分がいた。

  • 何度も壁にぶつかりながら、「圭」として経験を積み、
    「祐」として誰かを助けたいと願う自分が、確かに育っていた。

バラバラに思えていた人生が、名前を通じて一本の命の糸として結ばれていたんだ。

「僕は僕でよかったんだ」
「この名前を生きるために、ここまで来たんだ」

それに気づいた瞬間、これまで“嫌い”だった自分の名前が、
愛おしくて、誇らしくて、ありがたくて、
心の震えが止まらなくなったんです。


「名に恥じぬ生き方をしよう」

それからです。

電話口で「野田です」と名乗る時、
僕はちょっとだけ胸を張るようになりました

そして、心の中でこう誓うようになったんです。

「名に恥じぬ生き方をしよう」

誰に誇るわけでもなく、
ただ、自分自身が、自分の名前に誇れる人生を歩こうと。

それが、僕にとっての「覚悟」になりました。

名前は、単なるラベルじゃない。
「命の物語」であり、「命を結ぶもの」なんだって、今なら胸を張って言えます。

もう一つの気づき ― 名前の力も“使い方次第”だった

名前に宿る「命の物語」に気づいたことで、
僕は自分の名前を誇りに思えるようになったわけですが——
そこからもう一歩踏み込んで、
ある大事な気づきがありました。

「名前の力も、使い方次第なんだ」
ってことです。

名前の漢字に込められた意味や象徴って、
どれも素晴らしいものに見えますよね。

でも、
「良い面」ばかりじゃないんだな
ってことを、後々痛感したんです。

たとえば、僕の場合、
下記の画像のような感じになりやすい。 

こんな風になっていることに気づきました。

もっと詳細にいうと…


「野」— 自然体が、時に“頑固さ”になる

「野」には、こんな意味があります。

  • 自然体

  • 枠にとらわれない自由さ

  • どんなものも受け入れる器

この“自然体”って、僕にとってすごく大事な軸です。
人と接する時も、できるだけその人をそのまま受け入れるようにしています。

ただ、一方で——
「自然体」をこじらせると、
“こだわりが強くなる”とか、
“変化を拒む”ことにもつながるんですよね。

「自分はこういう人間だから!」
「型にはまるのは嫌だ!」
そんなふうに、自分のスタイルに固執してしまって、
周りの意見をシャットアウトしてしまうことも、実はありました。

結果、「話が通じない人」って思われたり、
チャンスを逃したこともあったなって。

「自然体」も、度を超えると“ただの頑固”になるんだなって、
痛い経験から学びました。


「田」— 支えるつもりが“おせっかい”に

「田」は、僕にとって「人を育む」ことを象徴する漢字です。

  • 才能を引き出す

  • 成長を支える

  • 安心して挑戦できる土台になる

これも、僕の中で大事にしている価値観です。
特に後輩や仲間をサポートする場面では、
自分が「田」になって、成長の土台になりたいと思ってきました。

でも、これも行きすぎると——
“過干渉”になってしまうことがあったんです。

  • 「こうした方がいいよ」と助言しすぎて、相手の自立心を奪ってしまう

  • 「困ってそうだな」と思って勝手に手を出して、余計なお世話だった

「助けたい」が強すぎて、
「相手を信じて待つ」ってことができなくなるんですよね。

「ありがたいけど、ちょっと重いです……」
みたいに距離を置かれることもありました。

「育む」も、過剰になると“押しつけ”になるんだなって、
これも痛感しました。


「圭祐」— 積み重ねる成長も、“おせっかい”になることがある

「圭」は、経験を積み重ねて成長していく、バランスを取る象徴。
「祐」は、人を助ける、背中を押す、手を差し伸べる。

自分でも、「誰かを助けたい」「成長を支えたい」って思う場面が多かったし、
それこそが自分の役割だと感じてきました。

でも、よくよく振り返ると、
この「助ける」とか「成長を積み重ねる」って、
裏目に出る時もあるんですよね。

  • 「自分はもっと経験しなきゃ」と思いすぎて、いつまでも“準備不足”で動けない

  • 「相手を支えたい」が強すぎて、気づいたら“勝手に”助けようとしてる

助けるつもりが、
「それ、求めてないんだけど……」
みたいに思われたこともありました。

積み重ねることが大事なのは確かだけど、
「今ある自分でも、もう十分役に立てるんだ」って信じることも、
同じくらい大事なんだって。

「圭祐」って、
“経験を積み、人を助ける”名前だけど、
過剰になると、いつまでも迷うし、相手にとっても負担になるんだな

って痛感しました。


名前の力は、使い方次第だった

名前に込められた力って、万能じゃない
使い方を間違えると、自分も相手も苦しくなるんだ

名前に宿る“命の物語”は、
ただ受け取るだけじゃなく、
「どう使うか」が大事なんだって
今一度、発見があったんですね。

  • 「野」=自然体でいることが、安心感を与える場面もあれば、頑固さになることもある

  • 「田」=育むことが、人を支える力にもなれば、過干渉になることもある

  • 「圭祐」=助ける・積み重ねるが、人に勇気を与えることもあれば、迷いや押し付けにもなる

名前の力って、
表裏一体なんですよね。

プラスにもなるし、マイナスにもなる。

「どう在るか」次第で、名前は光にも影にもなるんだってことに、
ようやく気づいたんです。


名前は“活かしてこそ”意味を持つ

それからは、
僕はこう考えるようになりました。

「名前に込められた力を、どうプラスに活かすか」

ただ名前の意味を知るだけじゃなくて、
日々の自分の行動や人との関わりで、
その力をどう使っていくかを意識する

たとえば、「野」なら、
自然体を意識しつつ、時には周りに合わせる柔軟さも持つ

「田」なら、
支えたい気持ちは大事にしながら、相手を信じて見守る勇気も持つ

「圭祐」なら、
経験を積む姿勢は忘れずに、今の自分でも人を助けられると信じる

そういうふうに、
“名前を道具”として使いこなす感覚が、生まれ始めたんです。

僕にとって、
名前はもう、ただの呼び名じゃなくて——
「自分をどう活かすかを教えてくれるヒント」になりました。

そして、僕は確信しました。

「名前は、生まれた時に完成されたものじゃなく、
 自分の人生を通じて、育てていくものなんだ」
と。

この気づきこそ、
僕にとっての「名前の力」
本当の意味で手に入れた瞬間だったんです。
 

あなたも、名前に耳を傾けてみませんか?

名前が嫌いだった僕が、胸を張って名乗れるようになった理由

僕は、ずっと名前が嫌いでした。
「野田」も、「圭祐」も。
でも今は、胸を張って名乗れるようになったんです。

それは、名前が持つ“命の物語”に気づいたからでした。

「氏=過去」
「姓=現在」
「名=未来」

僕らの名前には、
過去から受け継いだ命と、
今ここでどう生きるかという姿勢、
そして未来に何を残すかという可能性が、
一本の糸で結ばれていたんです。

つまり、名前は——
「自分とは何者か」「どう生きるか」を教えてくれる羅針盤だった。

そんなこと、考えたこともありませんでした。
でも、気づいてしまったんです。

名前って、
ただ親がつけたものじゃなくて、
「人生をかけて育てていくもの」なんだって。


いつか、人は死ぬ。だけど、「名」は残る

人は、いずれ誰もが死にます。
だけど、名前は残る。

亡くなった祖父母の名前を思い出すと、
その名前とともに、
笑顔や声、仕草や温かさがよみがえってきます。

名前は、単なる呼び名じゃなく、
「その人がどう生きたか」という物語が刻まれているんですよね。

僕らがどう生きたか——
その生き様が、名前として未来に残っていくんです。

そう思った時、
「名に恥じぬ生き方をしよう」って、腹をくくれました。

僕は、僕の名前を生き抜こう。

そう決められたんです。


あなたの名前にも、きっと物語が眠っている

あなたの名前にも、きっと物語が眠っています。
それは、まだ自分でも気づいていない、
「あなたにしか生きられない命の物語」かもしれません。

でも、その物語に触れるためには、
「名前に耳を傾ける時間」が必要なんです。

  • 自分の名前に込められた意味は何だろう?

  • どんな想いで、この名前をつけてもらったんだろう?

  • この名前で、自分はどんなふうに生きていきたいんだろう?

そんなふうに問いかけてみるだけで、
モヤモヤしていた「自分って何者なんだろう?」に光が差し込むかもしれません。


「ネーミングストーリー」を試してみてほしい

僕は、「名前」によって、
バラバラだった過去・現在・未来が一本につながりました。

あなたも、
自分の名前と向き合う時間を持ってみませんか?

「ネーミングストーリー」は、誰でもできる簡単なワークです。

この5つのステップだけ。
無料でできますし、セルフイメージが
爆発的に書き換わることを保証します。

そして、やってみるとあら不思議。
あなたにしかない“物語”が浮かび上がってくるはずです。


名前は、あなたにしか生きられない

最後に、これだけは伝えたいんです。
あなたの名前は、あなたが生きることで完成していくものなんだと。

それは、親や誰かから一方的に与えられたものではなく、
あなた自身が、人生をかけて完成させていくもの。

その名を、自分の命で輝かせましょう。
あなたの「名前の物語」が、未来へと続いていくことを願っています。


🔹 今日から始めてほしい!たった1つのアクション

もし、この記事を読んで、
少しでも「自分の名前、気になるな」と思っていただけたなら——
ぜひ、今日からあなたも「名前」に意識を向けてみてほしいんです。

最初は、「ただ調べるだけ」でいいんです。
僕もそうでした。今でも定期的にアップデートしています。

  • 自分の名前って、どんな意味なんだろう?

  • 親は、どんな思いでつけてくれたんだろう?

  • 自分にとって、この名前はどんな存在なんだろう?

こんなふうに、
自分の名前にそっと耳を傾けてみるだけで、
ふと、自分の“根っこ”が見えたり、
「自分はこういうふうに生きたいのかもしれない」と、
未来へのヒントが見えてくる瞬間があります。

名前は、あなたにしか生きられない。
あなたが生きることで、
初めてその名前は完成していくものなんだと思います。

もし、もう少し具体的にやってみたいと思ったら、
僕が実践した「ネーミングストーリー」というワークがあります。

名前の漢字を調べたり、
そこから自分だけの物語を紡いでいく方法です。

やり方は、別の記事で詳しく解説しているので、
良かったらそちらも参考にしてみてください。

👇 【実践しよう】自己理解でめちゃくちゃオススメの『ネーミングストーリー』のやり方を解説してます

あなたの名前にも、きっとあなただけの“命の物語”が眠っています。
ぜひ、見つけてみてください。

✨ あなたの体験談、教えてください! ✨

今回の記事を通して得た「気づき」や「発見」は何ですか?

「そういう見方があるんだ!」とか「自分の名前、ちょっと好きになったかも」など、どんなことでもOKです!

ぜひ、以下の例を参考にしながら、コメント欄で共有してみてください。

💡 名前に親しみが持てるようになった!
「ずっと自分の名前が嫌いだったんですが、漢字を調べてみたら『陽』には“明るく照らす”という意味があると知りました。

“自分も、誰かを照らす存在になれるかも”と思えた瞬間、ちょっと名前を大事にしたくなりました。」

💡 自分の役割に気づいた!
「『田』って“人が集まって育つ場所”って意味があると知って、ハッとしました。

これまで職場で後輩をサポートする役割が多かったんですが、『そういう役目が自分には合ってたんだ』と納得できました。」

💡 家族への見方が変わった!
「母の名前に『美』って入ってるんですが、ただの字面だと思ってました。でも“美しく生きる”って願いが込められてるかもって思ったら、母の頑張り方が少し分かった気がして、優しくなれました。」

💡 未来への指針になった!
「『翔』って字に“羽ばたく”って意味があることは知ってたけど、“自分も挑戦し続けていいんだ”って思えたら、転職で迷ってたけど背中を押された気がしました。」

コメント欄でのシェアは、あなたの経験を他の誰かの勇気や希望につなげるきっかけになります。

「ちょっとやってみただけだけど…」という感想でも大歓迎です!

ぜひ、あなたに起きた変化やエピソードを聞かせてくださいね。

📖 次に読むべき記事

👇 【実践しよう】自己理解でめちゃくちゃオススメの『ネーミングストーリー』のやり方を解説してます

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