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faber
2019年11月1日 14:46
〜前回(第2回)のまとめ〜・デカルトは「人間とは何か」を考察するに当たって「心:mind」と「身体:body」という二つの側面からこれを説明しようと試みました。・その哲学的立場、あるいは彼の主張の問題領域は、しばしば「心身問題」「心身二元論」「動物機械論」などと呼ばれます。・デカルトは、結論から言うと、人間には「心」と「身体」の合一(統合)を認めましたが、動物や機械には「心」の存在を認
2018年1月31日 15:57
~連載をはじめるにあたって~ 「サイボーグの哲学」というこの連載で私が考えようと思っているのは、実はサイボーグのことではなく人間のことです。私は自身の職業のこともあって、比較的長いことデカルトの著作、なかでもおもに『情念論』という著作をたよりに、人間というのは一体どういう生き物なのか、ということを考えてきました。 じつは今になっても考えをきちんとまとめることはできません。きっと「まとめ」