Prendimi l'anima/ぼくの魂をきみに (2)
前回に引きつづき、R.ファエンツァ監督作品 "Prendimi l’anima” について。
今回は、制作に20年余りを費やすことになった経緯を探る。
そもそも、制作のきっかけは、1980年にファエンツァ監督が偶然一冊の本を手にした時だった。その本とは”Diario di una segreta simmetria, Sabina Spielrein tra Jung e Freud”, Aldo Carotenuto, Astrolabio, Roma, 1980(