クロード・モネが愛した庭に思いをはせる #モネの描く世界へ ⑦
フランス・ジヴェルニーにある「モネの庭」をご存じでしょうか? 彼と、彼が愛し多くの作品にも描いた庭をモチーフにしたアイテムをご紹介します。
みなさまこんにちは、ミュージアム部 mitu.です。私たちミュージアム部がこの秋発表した“フランスの印象派画家クロード・モネ”をテーマにしたシリーズ。企画に込めた思いやこだわりを紹介してきましたが、今回の投稿で、モネシリーズは最終回となります。どうぞお付き合いください。
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モネとジヴェルニーの庭
ノルマンディー地域圏の南部に位置する街、ジヴェルニー(Giverny)。人口500人余りの小さな街ですが、ここにはクロード・モネの終の住処、そして庭園があり、毎年世界中から多くの旅行者が訪れています。
車窓から見たジヴェルニー村の風景にほれ込み、移り住むことを決意したクロード・モネ。1890年、彼は家と土地を購入する十分な資金を手に入れ、自身が描きたいと望んでいた、壮大な庭園造りに着手しました。
特に力を入れたのが「水の庭」です。柳や藤などを池のほとりに植え、池には睡蓮、そして日本風の橋を架けました。彼の有名な絵画のいくつかは、このジヴェルニーの庭を描いたものです。
クロード・モネはこの庭を愛し、1883年から亡くなる1926年まで、この家に住み作品を生み出し続けました。
庭を愛するモネに思いをはせて
そんな自身の庭を愛したモネのこと知ってもらいたいと、“庭にたたずむモネ”の肖像画を、イラストレーターのよしい ちひろさんに描いてもらいました。
一見モノトーンのように見えますが、実はわずかに水色などの色味を使い、みずみずしい気配を持っています。
そんなモネのイラストを、ユニセックスに使用できる2つのアイテムにしました!
スウェットトップス
イラストを前面にプリントした、ややゆったりしたシルエットのスウェットです。綿混の杢調スウェット素材。
綿混素材は長いシーズン使える厚み。ごわつきのないさらりとした着心地も快適なので、リラクシーな着こなしをお楽しみください。
トートバッグ
帆布バッグに、モネの肖像画をプリント。縦約41cm、横約38cm、まち幅約14cmとたっぷり荷物が入る大きさ。通勤や通学、レジャーや旅行にも、頼れるメインバッグとして活躍します。
持ち手の長さは約55cm。肩掛けできる長さです。
折りたたみ傘、水筒、お財布や携帯などを入れるのに便利な内ポケットが3つ。取り外せる底板付きで、安定した状態で荷物が持ち運べます。シンプルな見た目ながら、使いやすさの工夫も忘れていません。
庭に咲くアイリスを身にまとって
最後は、モネが庭を描いた作品から生まれた商品をご紹介します。
こちらの《ジヴェルニーのモネの庭、アイリス》を元にオリジナルテキスタイルを描き起こし、繊細なギャザーと落ち感が美しい、ロング丈のワンピースを作りました。
ワンピース
色彩と陰影の美しさに包まれるアートな一枚。独特の色彩が際立つよう、デザインはシンプルに。それでいて着映え感はたっぷり。
寒くなったらタートルをインしたり、カーディガンやコートなど、どんなアウターもバランスよくコーディネートできるので、冬のお出かけが楽しくなりそう。
この秋、ミュージアム部がお届けする、印象派画家 クロード・モネをテーマにしたシリーズは以上です。このシリーズをきっかけに、画家モネやモネの作品により興味をもっていただければ嬉しいです。
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今回ご紹介した3つのアイテムは、私たちミュージアム部と、フェリシモのファッションブランド「シロップ.」とのコラボレーションで企画しています。この機会にぜひシロップ.のサイトもご覧ください。
ミュージアム部おすすめ企画展
「モネ 連作の情景」
同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を、カンヴァスに写し取り続けたモネの「連作」。代表的な「睡蓮」シリーズはもちろん、様々な連作が存在します。どのようなモチーフをテーマにしたのか? 同じモチーフがどのように描き分けられたのか?
本企画展では、モネの「連作」を焦点に、国内外のモネの代表作が一堂に会します。ぜひこの機会に、モネの作品を「連作」という視点で鑑賞してみませんか?
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