「自己主張」FM柴本担当部長 Vol.355

FMグループ社内報Vol.355【投稿者：柴本担当部長】

お疲れ様です。柴本です。
「自己主張」というと、少しネガティブなイメージを持たれるかと思います。これは「わがまま」と混同しているからではないかと考えます。
正当性のある「自己主張」は、良い人間関係を築いていける大切なツールとなります。

1．「自己主張」と「わがまま」は違う
どちらも自分の気持ちや意見を相手に伝えるという点においては全く同じです。違う点は、「自己主張」は相手を尊重しているというところです。
相手の考えや意見を尊重しつつ、自分の意見を主張するということです。
これは相手と対等の立場で意見交換することです。意見を交わす中では相手の主張に納得して、自分の意見を取り下げる場面もあればまたその逆もあります。
これに対し「わがまま」とは自分の意見の押し付けです。そこには相手を尊重する意識など微塵もありません。あるのは自分の利益だけを優先する一方的な主張です。
当然ことながら「わがままな人」は周囲から嫌われます。

2．自己主張することで起こる4つのいいこと
①誤解を防げる
自分の意見や考えを述べないと、周囲の人からは何を考えているのかわからない「謎の人」となってしまいます。
そのうえ、周囲のひとから誤解を受けやすくなります。人は他人に対してネガティブな想像に傾きやすいため、悪い方に誤解されてしまいます。
フェアな自己主張は、相手に誤解されることを防ぐことができます。

②人に好かれる
人に好かれる人は、ポジティブで自分の意見や考えを気兼ねなく主張する人が多いのではないでしょうか。
適度な自己主張は、その人の考えを良く表現できることではないかと思います。相手を尊重しつつ、自分の考えをしっかりと主張することが、人に好かれる人ではないでしょうか。

③ストレスが溜まらない
自己主張ができない原因は、その人の性格が原因です。その内面を探れば、気が弱くて自分を打ち出せない場合がほとんどです。
内心では自己主張できない自分に対して、フラストレーションを感じています。ストレスから解放されるためにも、勇気をもって自己主張していきましょう。

➃自分のことが好きになる
自己主張できない人は、そのことが自分自身のコンプレックスになっています。その結果、自己否定から自己嫌悪を生み出してしまいます。
自分のことが嫌いになると自己否定に拍車がかかり、自己嫌悪を悪化させてしまいます。
自己を肯定することで自分自身を好きになりましょう。

日日是好日。

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