【ロンドン生活】 TfL から PCN が届いたお話
タイトルに謎の文字列が2つあるので、まずその説明をさせてください。
TfL: Transport for London (ロンドン交通局)
→ 英語の小ネタですが、交通や輸送を意味する "transport" ですが、アメリカ英語では "transportation" が使われることが多いです。公共交通機関を表すのに、イギリス英語では "public transport" 、アメリカ英語では "public transportation" とすることが一般的です。
PCN: Penalty Charge Notice (罰金通知書)
というわけで、今回の note は「ロンドン交通局から罰金通知書が届きましたよ」というお話です😩
なにをやらかした?
端的に言うと、駐車違反です。私は以下の標識のある道路に10分程度駐車しました。
駐車したのは、土曜日、午前11時ごろ、10分以内です。
それなのに、なんで駐車違反切符を取られた?🤔
それは、私の "loading" の認識間違いに原因があったからです。
標識の解説 (一般ドライバー向け)
RED ROUTE
基本的には、どのような目的であっても、例え一時的であろうとも、停車禁止です。
上記の例だと、停車禁止の時間帯が指定されています。
逆にいうと、月曜日から土曜日までの19時から7時までの間、日曜日全日は駐車可能です ( よね?😲)。
次の段で例外が指定されています。
10時から16時までの間は、"loading" 利用時に限り最大20分間一時停車可能性で、障がい者バッジ掲示時の場合は最大3時間駐車可能です。
TfL の定める "loading" とは?
私のこれまでの認識は「荷物 (サイズ問わず) を、お店に出しに行ったり (unloading)、取りに行ったり (loading) することが出来る。制限時間内であれば、近くのお店で買い物も可能。 」でした。
TfL のウェブサイトによると、以下のことを loading bays で すべきでないと書かれています。
そもそも、なぜ私が Red Route に駐車したかというと、Too Good To Go というフードロスを減らすためのサービスを利用し、安価で購入したパンを取りに行くためでした。
購入したものを取りに行くのだから、Loading に該当するだろうと思っていたのです。
PCN が届いてから、上記の TfL の説明を確認し、私は今回 1、3、6 に抵触していると思いました。が、罰金を払いたくないので、TfL にイチャモンをつけることにしました😂
罰金の額
イギリスの PCN は、何故か割引が設定されています笑 今回の正規の罰金額は £160 です。届いた PCN では通知書が発行された日から21日以内に支払えば半額の £80 で済むとのことです。
余談ですが、日本とイギリスの駐車違反の扱いの違いは、イギリスでは罰金だけで済むということです。 イギリスの運転免許証の更新は10年毎なのですが、3年間で12点の違反点数が溜まると、いわゆる免許停止になります。幸いにして、私はこれまで PCN しか貰っていないので (貰いたくない手紙 No 1😩)、違反点数は0を維持しています🥳
半額になるとはいえ、£80 も払いたくないわけです笑 正確なイチャモン文言は覚えていないのですが、「商品を受け取るために一時停車していただけだし、許可されている20分以内に移動している。この PCN は無効だ」みたいな内容で申し立てをしてみました。
しばらく動きがなかったのですが、罰金が割引になる期日の26日にステータスを確認したところ、"Further Evidence Requested" (追加の証明を要求) と更新されていました。
この時点で勝ち目がないと判断したので、大人しく £80 を支払いました😂 £160 は払いたくないし・・・
おわりに
私は日本の運転免許証を、イギリスの運転免許証に書類提出だけで切り替えたので (= 学科試験や実技試験なし)、今回のような交通ルールの認識のズレが若干まだあるかもしれません。£80 は勉強代だと思うことにし、同じ過ちは繰り返さないよう誓います😤
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