【ロンドン生活】 宗教についてあれこれ考えてみる
日常会話で容易に触れることの出来ない「宗教」について今回は記したいと思います。匿名で投稿できる note だからこそ可能な内容です😉
イギリスに住んでいても、普段、私が宗教を意識することはありません。もちろん教会やモスクが街なかに点在しているので、宗教は身近にあります。そのなかでも「キリスト教」を強く感じるのは、クリスマスの Queen/King's スピーチを聴く時ぐらいでしょうか🤔
なぜ急に宗教の話を持ち出したのかというと、「エホバの証人」の信者さんが先日家に訪れてきたからです。
信者さんに唐突に聞かれたのは「あなたは世界の終わりを考えたことがありますか？」みたいなことでした。それに対する私の答えは「いいえ」です。それ以外にも「何か信仰していますか？」と問われましたが、それに対しても「いいえ」と回答しました。
私自身は特定の信仰心を持っていないし、日々祈りを捧げるということもしていません。かと言って、全くの無宗教かといえばそうでも無い気もします。
信者さんと会話したのは数分でしたが、信者さんが帰る際に↓のブローシャを渡してきました。
このブローシャを読んでみた所感ですが、簡単に言うと「意味が分からない」です😅
God…will wipe all tears from their eyes, and there will be no more death, suffering, crying, or pain
神が涙を拭ってくれる、までは良いです。その後の「死が無い」とはどういうことでしょうか？ 生きるもの全てがいずれ死ぬことは、揺るぎない事実なのではないですか？ それとも、私たちが目にする「死」は、この宗教における「死」ではないのでしょうか？
おそらく信者さんと私の認識が一致することはないので、これ以上深掘りはしませんが、どの宗教に対してもいつも不思議に思うことがあります。
それは、それぞれの宗教の教えには「平和」が含まれているはずなのに、なぜ宗教に関する争いが絶えないのか？ということです。
この流れで、宗教に関する争いが絶えない理由も聞いてみました。以下、ChatGPT の回答です。
宗教自体は平和を説いていますが、歴史的に争いが生じる理由には以下のようなものがあります。
解釈の違いと宗派の分裂
宗教には様々な解釈があり、同じ宗教内でも派閥が生じることがある(例: キリスト教のカトリックとプロテスタント、イスラム教のスンニ派とシーア派)。
一部の過激派が宗教の名のもとに暴力を正当化することもある。
政治との結びつき
宗教が政治と深く結びつくと、宗教的対立が政治的対立に発展する(例: 中東紛争、宗教戦争)。
歴史的には、支配者が宗教を利用して権力を正当化したケースも多い。
文化・民族との結びつき
宗教はしばしば民族や文化と一体化し、民族対立や国境紛争の原因となることがある (例: インドとパキスタンのヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立)。
資源や土地の争い
宗教的聖地 (エルサレムなど) をめぐる対立は、宗教的な問題だけでなく、領土や資源の問題とも絡んでいる。
宗教的アイデンティティの防衛意識
宗教は個人や集団のアイデンティティに深く関わるため、他の宗教や文化が脅威に感じられることがある。
伝統的な価値観が近代化や異文化の影響で脅かされると、宗教的保守主義が強まることもある。
何かを深く信じるということは、それが絶対であると信じて疑わなくなることだと思います。これは宗教に限ったことではないです。
それぞれが何を信じるかは自由だし、他人に迷惑をかけない限り、好きにすれば良いと思っています。即ち、私にもその自由はあるわけです。
今回のエホバの証人の「布教活動」に関しても、私が宗教について考えさせられるきっかけとなったので、ある一定の効果はあるのかもしれません。
それでも、わざわざ家にまで来ないでくれ、せめて街頭での布教活動に留めておいてくれ、というのが本心です。
もし宗教によって世界が本当に平和になってくれるなら、それは幸せなことでしょう。ただ、2,000年の歴史を見てもそれは現実的ではないと思います😅 いずれにしても、少しでも平和な期間が長く続くことを願います🙏
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