【文学フリマ東京38】オムニバスZINE『しくじり見本帖 〜16人の失敗談〜』(4)
いよいよ明日!文学フリマ東京に出店します。
連日、新作のオムニバスZINE『しくじり見本帖 ~16人の失敗談~』の内容を紹介していますが、今回4つを紹介して最後となります。
【〝ふつう〟になりたかっただけ…西谷渉】
ライターをしている西谷さんですが、最初に失敗談の原稿を書いたあと、「私にはエッセイを書くのは難しい…」といって、辞退を希望するといった経緯がありました。
エッセイを書くとは、商業ライターとして書くのとは、また全然違う技術が必要で、本当に難しいことなのですが。
西谷さんは今回エッセイを書いてみたことで、それを痛感。一度は諦めたものの、何とかエッセイを完成させ掲載に至りました。その紆余曲折、書き上げるまでの裏側をnoteに書いてくれています。
そこに
とあったのですが、まじでそれな!と思いました。エッセイはライターの技術だけでは書けない。裏側の話と合わせてぜひ読んでもらいたいなぁと思います。
【失敗に効く薬 後悔に効かず…川崎ちづる】
同じ大学に入った2人。同じように合格して入学して、青春時代を過ごしたけれど、その選択は果たして、正解だったのか失敗だったのか。
やった後悔とやらなかった後悔。どちらが尾を引くか?
これからは「やった後悔」をしていきたいなぁと思ったりした。
【装いの笑顔…嵐山ゆりか】
これはもう、失敗談というよりも、人生を振り返る壮大な記録というか。
自分がどんな態度でいるかを、どんな服を着るか、着こなしでたとえつつ書いてあるのも分かりやすく、面白かった。
人はいつだって、自分の着たい服を着ればいいのだよな。
【酒と手料理と靴下と…藤村早】
失敗談では済まされない、命にかかわる大事件。
生きてて良かったですね!!!!と私は言いたい。
私の妹は飲酒運転の事故に巻き込まれて亡くなっているので、お酒を無理やり薦めたりする人がチラリとでも登場すれば、胸ぐらを掴みたくなるくらいの怒りを覚えてしまう。
ので、このエッセイも途中まで怒りながら読んだのですが、最後のオチにほっこりしました。
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そんなわけで4日間かけて、文学フリマ東京で販売する『しくじり見本帖 ~16人の失敗談~』の内容を紹介してみました。
明日はいよいよ文学フリマ当日!入場券は事前に購入して来ていただけるとスムーズかと思います!
13時~14時半、16時~17時は、確実にブースにいるので、ぜひ遊びに来てください。会場でお待ちしています~!
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5/19当日、会場には行けないけど読みたい!という方は、オンラインショップからも購入できます。
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