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豆知識/ 「きりたんぽ」について


「きりたんぽ」は、炊き立てのご飯を半づき(おもちになる前の段階)にし、秋田杉の串に先端から包むように巻き付けて、こんがりと焼いたものです。

棒を外して食べやすく切ったものを、季節の野菜や比内地鶏でとった出汁と共に鍋料理にしたものが、秋田県の郷土料理の「きりたんぽ鍋」です。

きりたんぽ鍋に入れる代表的な食材は、きりたんぽ、比内地鶏、せり、舞茸、ねぎ、ささがきごぼう、糸こんにゃくです。

きりたんぽ鍋


◼️どんな時に食べるのでしょうか?
昔、秋田では新米の収穫を祝う際に、農作業を手伝ってくれた人たちと「たんぽ会」という名の慰労会を開催していました。

それが時と共に農作業に限らず、この時期に何か集まりをする時には「たんぽ会するか?」と口にするようになり、男たちの飲み会へとその姿を変えていきました。

現在、きりたんぽ鍋はハレの日(非日常、特別な日)の鍋ものとして、秋田では定着しています。


参照元: 「きりたんぽの老舗 佐田商店」Webサイト

以上

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