7話 過去なんて変わらないのに
間違った選択だからこそ
出会えた仲間たちもいる。
相変わらず早く大人になりたかった。
大人になったら
お父さんから離れられると思っていたからだ。
高校卒業したら東京行って楽しい日々を送るんだ!!
と、東京に行けば楽しいだろうと思い込んでいた。
【高校生活】
無事、希望する高校は入学した。
反抗期はまだ続いており遊び呆けていた。
学校もサボりすぎて勉強もついていけてなかった。
生まれて初めて
0点をとった。
自分のバカさ加減に笑った。
すると先生から呼び出しがあり
『このままでは進級できないから覚悟しておけ。たとえお前が次のテストで100点をとったとしても退学になるだろう、ただしお前なりの誠意を見せてみろ』
とのこと。
実際、まともに高校に行ってなかったのは自業自得だが、退学したいわけではなかった。
できることなら卒業したかった、、
この時ばかりは、自分が遊びに夢中になってたことに後悔した。
もう、退学するしか道はないのか…
事実を受け止めるしかないのか…
自業自得だが…
だったら、最後にやることやってろーじゃないかと!!
とりあえず勉強した!
どうせ退学になるなら、結果だしてやるー!
という、ハングリー精神に駆られたのだ。
続く