【1人でアメリカ大陸縦断】🇲🇽本場のタコスに感動するの巻inケレタロ
みなさんこんにちは!
遊びにきてくださりありがとうございます。
今回の記事では、アメリカ大陸縦断ひとり旅の最初の目的地、メキシコのケレタロでのエピソードについて綴っています。
▼旅の概要についてはこちらの記事でご覧ください!
🗓️スケジュール
スケジュールは以下の通りです。最終日ちょっと時間を持て余した感がありましたが、のんびりできました。
3月17日 夜中にケレタロに到着
3月18日 午後からグルメ巡りと街歩き
3月19日 日帰りでペニャ・デ・ベルナルへ
3月20日 街歩きして夕方にグアナファトへ移動
✈️移動方法
メキシコシティ空港からメキシコに入国し、メキシコシティから長距離バスでケレタロに移動しました。グアナファトへの移動も長距離バスです。メキシコの長距離バスはクラスが分かれていて、1等、2等と分かれています。セキュリテイがしっかりしていて経由地もない1等バス(プリメラプラス(Primera Plus)とETNの一等直通バス)を利用することをお薦めします。1等バスは広くて快適で、長距離だと軽食が出ますし、充電もできます。しかも、メキシコは物価がかなり安いですから、1等でも5000円以下です。事前予約ができるので、参考に分かりやすく解説されているページを載せておきます。
長距離バスターミナルからホテルまでは少し離れているので、Uberタクシーを利用しました。Uberタクシーはメキシコの観光地周辺はどこでも使えそうでした。夜遅くや早朝でもタクシーは捕まりますし、事前精算制かつUberに登録された正規タクシーしかいないので、土地勘がなくスペイン語に自信がなくても安心です。
ペニャデベルナルだけはケレタロから離れているので、ローカルバスを利用しましたが、そのほかの観光地は基本散歩がてら歩いて回りました。
📍ケレタロについて
ケレタロはメキシコシティやカンクンと比べるとややマイナーですが、日系企業の工場が多いため邦人も多く、メキシコの中でダントツ治安が良い、とカナダで出会ったケレタロ出身の友人がお薦めしてくれました。街全体が世界遺産になっていて治安も良いケレタロなら、メキシコ初心者にとっておきの旅行先だと思い、こちらを最初の滞在先にしました。
🏠宿泊先について
本当はホステルに泊まりたかったのですが、ケレタロには当時泊まれるホステルがありませんでした。そのため、普通のビジネスホテルに宿泊。セントロという中心地にある普通のビジネスホテルでした。(場所は忘れてしまいました、、、)
波瀾万丈、入国〜ホテル到着まで
経由地ダラスで長時間の足止めを食らってしまい、夕方メキシコシティ空港到着の予定が、夜10時になるとのこと。いやいや、メキシコシティからホテルのあるケレタロまで3時間くらいバスに乗るんですけど、、?
慌ててバスの時刻を調べたところ、一応最終バスが0時過ぎにあるとの事だったので、仕方なくそれで行くことに。ダラスで足止めを食らっている間にオンラインでチケットを買っておきました。治安がいいとはいえ夜中の移動はかなり不安なので、メキシコに住む友人にあらかじめ連絡しておき、いつでも電話に出てもらえるようにしました。
結局入国審査で長蛇の列がなかなか進まず、メキシコシティの空港を出られたのは11時過ぎで、最終のバスに乗ってケレタロのターミナルに着いたのが2:30でした。Uberで無事タクシーを捕まえ、ホテルまで向かって部屋に着いたのは夜中の3時です。タクシーのおじさんは英語が話せる方で、こんな時間にタクシーに乗っていることを心配してくれたり、おすすめの観光スポットを教えてくれたりして少しホッとしました。友人に頼んでホテルにチェックインが日付を超えることを連絡してもらっていたので、問題なくホテルの部屋に入ることができました。初っ端から波瀾万丈、ヘトヘトで次の日の午前中いっぱいまで爆睡してしまいました。
本場のメキシコ料理に魅了されて
午前中いっぱいを寝て過ごしてしまったため、まずはお腹を満たしに町に出ることに。タコスはもちろん、メキシコ人の友人からおすすめされていたスープにもトライしました。
まずはなんと言ってもタコス、良さげなお店を調べようかと思っていたのですが、ふらっと通ったタコスのお店が美味しそうすぎて我慢できず、入ってしまいました。頼み方がよくわからず困惑していたのですが、トルティーヤを渡されたら自分で好きな具を入れて食べ、最後にお支払いするスタイルらしい。
初めて食べる本場のタコスは、とうもろこし粉でできたトルティーヤが香ばしくて、ハラペーニョがビリッと辛くて、お肉がたっぷりなのにライムが爽やかにしてくれる、絶品。日本のタコス屋さんでは食べたことがない味。これで1つ1ドル以下なんて、、、、夢みたいな気持ちでタコスにかぶりつく幸せな瞬間でした。
タコスの次は友人激推しのポソレ(Pozole)というスープを食べに。ポソレとはクリスマスや祝日に食べられる伝統的な料理ですが、割とどのレストランにも置いてありました。豚肉や鶏肉を煮込んだスープで、白いトウモロコシが入っています。スープには、刻んだレタス・玉ねぎ・コリアンダーなどをお好みで加えます。赤いので辛そうに見えますが、これがとっても優しい塩味で美味しくて、クセになります。スープに入っている白いとうもろこしはもちもちしていてもち米みたい。そこに加えたレタスや玉ねぎのシャキシャキ感が加わってこの上ない満足感。メキシコ料理の中で1番好きだったかもしれません。
旧市街歴史地区を歩く
とにかく教会や広場がたくさんあって、明るいカラーの建物が立ち並ぶ歴史あるエリアをお散歩。とっても可愛くてここに住みたいと思ってしまう。ただひたすら歩いただけなんですが、本当に可愛い街でした。
1番有名なサンフランシスコ教会も目にしました。治安がいいので夜暗くなってから歩いても問題なく、夜ご飯を食べた帰りには綺麗なライトアップも見ることができました。
「太っちょ」サンドを食べに
夜はこちらも友人おすすめのサンドを食べに行くことに。ゴルディータス(Gorditas)というとうもろこし粉の記事にお肉やサルサを挟んだサンドで、「太っちょ」という意味です。由来はおいしすぎてメキシコ人を太らせるかららしい。食べてみたらこれは本当に太りそう。生地はザクザク、中のお肉がジューシーでめちゃくちゃ美味しくて、手軽に何個も食べられてしまいます。
サンドだけではなく、ここで出会ったオルチャタ(Horchata)という飲み物に感激しました。お米や牛乳、シナモンなどが入ったこのジュースは、トロッとしていて甘い。暑い夏にピッタリで何杯でも飲める!しょっぱめのゴルディータとも相性バッチリ。見かけたらすぐ買ってしまいそうです。
いただいたお店はこちら!街の中心に程近い場所にあり、店内がカラフルでおしゃれでした。店員さんは英語が話せない様子でしたので、申し訳ないと思いながらGoogle翻訳で注文させてもらいました。
世界で3番目に大きい『岩』
この日はケレタロから1時間ほどかけて世界的にも有名な「岩」を見に行きました。山に見えるこれはなんと世界で3番目に大きい一枚岩。岩とは思えません。UFOがよく目撃されるのでも有名なんだとか。
ケレタロの長距離バスターミナルBからTOLIMAN行きのバスに乗って約70分。バスのガラスにペンで行き先が書かれています。笑 街から離れるのはちょっと不安でしたが、本数が少ないのかたくさん観光客が乗っていて安心。降りるところも彼らに従えば問題ありませんでした。
街もカラフルでとっても可愛く、雑貨屋さんやレストランがたくさんあるので1日楽しむことができます。道で歌っているマリアッチがこれまた雰囲気を作ってくれていました。
帰りのバス停は行きに降りたところの反対側にあるのですが、行き先も時間も何も書いていないただのバスのマークなので、めちゃくちゃ不安になりました。遅くない時間だったのでよかったですが、バスの時間表は確認しておいた方が良いと思います。一応行き先もバスの運転手さんに確認しました。確認したというか、「ケレタロ?!ケレタロ?!?」と叫んだだけですが、、、一応そんなんでも通じました。
街のシンボル、水道橋
ケレタロの名物水道橋を見に行くことに。街のシンボルにもなっているこの水道橋は全長が1,280m、最も高いところで23mもあります。資産家の指示によって18世紀に建てられたこの水道橋は、川の汚染などによる飲料水不足を解消するためにスペインの水道橋を参考に作られたという、重要な役割をもつ橋です。現在は使われていませんが、綺麗な状態で保存され、今では観光名所となっています。
水道橋付近に咲いている紫の花は市内でもよく見かけるのですが、実は日本と深いつながりが。こちらはハカランダ―(Jacarandas)という花で、春の訪れとともに花が咲き、満開になるとすぐに散ってしまう「桜」のような花です。そんな桜のようなメキシコ桜、実は日本と深いつながりのある花なんです!
19世紀末、南米で日本庭園を造園していた庭師がもたらしたと言われていて、ある庭園に植え込みされたメキシコ桜がメキシコ人の上流階級の人たちの目に留まり、広まっていったようです。こんなところで日本との繋がりを感じることができるとは。これは、この後登場する「ガイドさん」に教えてもらいました。
水道橋は近くで見ることもできますが、展望台からみるのが1番綺麗でおすすめです。セントロから少し距離があるので大変ですが、歩くこともできなくはない距離です。
偶然のガイド付き歴史博物館
暑さに疲れてしまって広場のベンチでボケッとしていると、急に「日本人の方ですか?」と声をかけられる。久しく自分の認識できる言語を聞いてなかったので驚いたものの、こういう詐欺とかが多いのでちょっと緊張。警戒しながら話を聞いていると、以前こちらで日本人向けのツアーガイドをしていて、コロナでリストラになったので日系企業で働いているそう。よかったら近くの有名な博物館に案内するよ、と言われた私は暇だしチップ要求されてもいいや、という気持ちで案内してもらうことにしました。
教えてもらったのはケレタロの歴史博物館で、中がとっても綺麗な建物でした。もちろん日本語はどこにもないのですが、水道橋の歴史やスペインからの独立について、彼が全部解説してくれました。これはまじなツアーガイドだ、、、
博物館の見学が終わったら、近くの人気のあるというメキシコの伝統料理が食べられるレストランへも連れて行ってくれました。結局疑ってごめんなさいと心が痛くなるほど優しい方で、お金を請求することもなくターミナルへの移動も手伝ってくれて、「久しぶりにガイドができて嬉しかった」とまで言ってくれました。1人でぼーっとしててよかった!
グアナファト行きの長距離バスはなんと、貸切!とっても綺麗なバスでのんびり羽を休めて次の目的地へ向かいます。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
メキシコの旅はまだまだ続きます。いろんな魅力が詰まったメキシコをエピソードと共に紹介していきますので、今後の記事も楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
余談ですが、noteの名前を変えてみました。むぎです。改めてよろしくお願いしますっ
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