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物書堂セールで辞書を買ったよ
物書堂セールが始まってました。
江草もこうして毎日noteを書くという物書き風なことをしていますと、だんだんと自身の文章力だったり語彙力だったり表現力だったりといった国語力のなさが気になってくるんですね。もともとはガッツリ理系人間なのもあって(大学受験時代も国語が弱点でしたし)、ちゃんと言葉の勉強をしてこなかったのが尾を引いています。
そんな折、まさしく物書きのためっぽい商品を出されている感じのネーミングの会社「物書堂」のことを知りまして。なんでも、そこが出してるデジタル辞書アプリがすごく良いとのこと。
言葉の力を発揮するには確かに辞書をちゃんと引きつつやるのが丁寧かなあと思って、俄然気になったきたわけです。
ほんというと、過去にも、ブログを熱心に書き書きしてた時代に、紙の辞書を張り切って買ったことがあったんです。
ただ、最近は子どもが寝た後に執筆することが多くって、往々にして部屋の電気が暗い状態なんですね。そうすると辞書に限らず紙の本が読みづらい環境になっちゃってるのです。
また、執筆途中に紙の辞書を引こうと思うとキーボードから手を離さないといけないのも面倒で心理的ハードルがあったことも否めません。
それで、恥ずかしながら辞書が本棚の肥やしになってしまってたんです。
あと、出先にも紙の辞書は持って出れないのもデメリットですね。
しかし、デジタル辞書アプリなら、触ってるMacの画面のまま、あるいはiPhoneでも引けるので、そうした環境やアクセスの不利を乗り越えられるのではないか。そう、期待したわけです。
で、調べてるとどうやら物書堂さんは毎春にセールをやるとのこと。実は物書堂さんの辞書に興味を持ったのは何ヶ月も前だったのですが、みみっちい性格の江草はこの春のセールまで待つことにしたわけです。
そして、とうとうセールがやって来ました。
西練馬さんという辞書マニアな方のガイドがとても素晴らしくまとまっていたので、これを参考に国語辞書を二つ(大辞林・新明解)とついでにシソーラスと英和・和英辞典(ウィズダム)を購入。
そこそこな値段の支払いになってしまいましたが、これぞセールの魔力。完全にキャンペーンにしてやられています。
国語辞書なぜ二種類買ってるのかというと、このアプリ、複数の辞書を同時に引けるという特性があるんですね。これがとても良いとの話だったので、江草もぜひやってみたかったわけです。
例えばこんな感じ。
![大辞林「ケチくさい」@辞書by物書堂](https://assets.st-note.com/img/1712327464890-CQJXwRcmQ2.png?width=1200)
「ケチくさい」で引いてみたところですが、開いてる大辞林だけでなく、新明解やシソーラスでも検索結果がヒットしてますね。これらをクリックすることで容易に他の辞書にスイッチできるというわけです。
実は先ほど本稿で使った「みみっちい」という表現は、まさにこの「ケチくさい」を引いてシソーラス(類語辞典)で探してきたものだったのでした。
こうして複数方面にサクサク切り替えられるのは、噂に違わず確かにすごいです。紙の辞書ではできないデジタルアプリならではの新感覚で、唸らされました。単純に面白いし楽しい。楽しいってのは習慣にするために大事なことですからね、とても大きな長所です。
iPhoneにもクラウド連携してるから同じ辞書が使えるし、一粒で二度美味しい。これはすごい。
こうなると、せっかくなので、もっともっと使用のハードルを下げたいところ。毎回物書堂のアプリを開けに行くのは億劫です。
江草は有名ランチャーアプリAlfredを常用しています。だから、自ずと、このAlfredでの呼び出しから物書堂辞書を引きたいなと思ったわけです。それができればスムーズかつインスタントに日常的な感覚で辞書が引けます。
IT素人の江草的にはどうしたらそれが実現できるのか見当もつきませんでした。こういう時はとりあえずググるに限ります。
ほら、ありました。
おかげさまで、言われた通りの設定をしてあっさり解決。(こういう情報ほんとありがたすぎる)
これで完全にストレスフリーにサクサクっと辞書を引けるようになりました。
もちろん、紙の辞書も紙の良さがあると思うんですが、ちょっと使用した感じでも江草の現状の環境的にはこれが最適解ぽいですね。本稿書いてる間にも何度ももう引いてますもん。(例えば江草が頻用しがちな「すごい」という感情表現があまりに稚拙すぎるので何か表現を変えたいと思って調べたり。でも急に「ブリリヤント」とか言い出すのも変かなと思って結局今回はそのままにしています。)
というわけで、念願の辞書環境が整いました。
環境は申し分ないので、あとは使用者のスキルの問題ですね。
以前どなたかが(読書猿さんだったかなぁ?うろ覚え)、「辞書なんて誰でも引ける」みたいに言われがちだけれどそんなことはない、と語ってらっしゃたのを見かけました。意外と辞書を引く行為というのは奥が深く、訓練と経験が要るものなんだそうです。確かに、独特の表記や機能もいっぱいありますもんね。
だから、江草もちゃんと使いこなせるように、辞書のこともせっかくだから勉強したいなあと思い始めた次第です。
とりあえずは、まずは西練馬さんのこの記事で物書堂アプリを勉強することにいたしましょう。(こういうまとめありがたいです)
新しいことに挑戦するのは「春が来た」って感じがしていいですね。
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![江草 令](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159442884/profile_6a38fb1225eabbdb89e8f63612818e5b.png?width=600&crop=1:1,smart)