仕事の心がけ「隣の人は何してる?」
価値観が多様化する昨今、仕事に対する考え方も様々なようで、一概に「仕事で成功したい」と望む人ばかりではないようですが、私は成功を望むタイプの端くれです。
すこし自己紹介をさせてください。西野智則と申します。ユースタイルラボラトリーには4年前に中途で入社し、最初はユースタイルカレッジという資格研修事業を中心に担当していました。その後、調査室という新設部署に異動し、社内外のありとあらゆるボールをキャッチ&リリースしています。
※当時の情報です
今回は自分の仕事の心がけについて振り返ってみました。今回は3つ、ご紹介します。
隣の人は何してる?
いつも目の前の仕事に集中してると、ついつい周りが見えなくなります。
せっかく「風通しの良い風土」で「フリーアドレス」のオフィスを作っても、気付けば自分の仕事にしか関心が持てなくなっていることも...。
「自分の仕事をやる」これは当たり前のことで、これをやっていればそれなりにお給料がもらえるのですが、それ以上の仕事はできません。
なぜなら、自分の中に閉じこもって、自分の意識の中でどんなに良い仕事をしたつもりになっても、それは「井の中の蛙」に過ぎないからです。
隣の人に関心を持ち、関わって、そこから新しい刺激を受けるからこそ、常に自分の研鑽を意識し、新しい発想やとらえ方を生み出す。つまり、イノベーションの創出が出来るのです。イノベーションは何も事業部門でだけ起こすものではありません。管理部門においてもイノベーションの必要性は同じだと思っています。
常に会社の最新状態を感じて、業務を最適化することで、事業の成長に耐えうる組織を作っていく必要があります。だから、「隣の人は何してる?」と、意識を外に向けることが大切なのです。
ちなみに「隣の人」に意識を向けて自分を磨くことは色んなブログ記事でも紹介されていますが、私は20年以上前から厳しい大学教授の父に、意識の奥に刷り込まれました。
この場を借りて父に感謝。
最強のYESマンになる
「隣の人」と言っても、座席の「お隣さん」だけを指すのではありません。
「同じ部署の仲間」はもちろん、「同期入社の仲間」といった個人を指したり「隣の部署」といった組織を指すこともあります。
まったく接点がない部署でも、一声交わし、相手を認識すれば「隣の人」なのです。とはいえ、「隣の人」に関心を持つことはできますが、その人とコミュニケーションを取らなければ、刺激を受けることは難しいです。
相手も仕事で忙しいし、必ずしも業務時間外で飲食に付き合ってくれるとも限りません。全ての「隣の人」と仲良くすることはなかなか難しいのです。
そんな中、普段からの心がけでできることはというと、「話しかけられたら、とにかく笑顔で応じる」ことです。ただ応じるのではなく、最強のYESマンになるのです。
挨拶、雑談、相談...コミュニケーションはお互いの交流を深めることで深まり、深まることで情報が増え、刺激を受けやすくなります。
しかし、交流の全てがお互いのコミュニケーションをプラスにする訳ではありません。ちょっとした意見の違い、価値観の違い、タイミングのすれ違いで、相手に気遣いさせてしまうと、互いの距離が広がってしまうこともあります。意見や価値観の違いは、必要最小限の発生はやむを得ないでしょう。とはいえ、普段から自分の価値観を押し付けていないか?の自問自答は必要なのではないでしょうか?
一番もったいないと思うのは、「タイミングのすれ違い」「相手に気遣いさせてしまう」こと。
ここでいう「タイミング」というのは、お互いの忙しい時期やバイオリズムから来る気分等の温度差のずれを言っています。
なので、よっぽど切羽詰まっていない限り、あえて「忙しくなさそう」に装い、話かけやすい隙を作っておくことを心がけています。その理由は、相手からのアプローチをできるだけ受け止めるためです。「忙しそう」にみえると、相手は私に話かけることを躊躇してしまう可能性があります。
もし自分が受け止めることで、すこしでも仲間の力になるのであれば、ぜひ協力したい。なので、私は誰からのアプローチも歓迎し、まずは「YES」で受け止めるようにしています。
何でもキャッチする
これで、周りからの刺激を受けやすくなったと思ったら実は足りません。
イノベーションの創出には、周囲の人から得られる新しい考えや価値観を感じることが必要です。
「それ良いね!」と肯定的に感じられる事象は、そう頻度よく遭遇できないんです。大半が興味ないことで、人は興味が無いと意識から外してしまう。これは、知らず知らずに機会損失してるねってことです。
なので、自分の興味が無い内容でも、意識して(相手の立場になったり、もしも…を想定したりして)「興味があるふり」から入ることで、刺激を受けに行っています。
普段から、自分と違う「意見」や「価値観」に対して否定して終るのではなく、肯定的に捉えてみる。周囲の情報をより多く拾えるようになるためには、一度キャッチすることが重要です。一度キャッチすることで、周囲の情報をより多く拾えるようになるのです。
最後に
「隣の人に関心を持ち」「YESマンになって刺激を受ける機会を増やし」「刺激を刺激として受け止める」この3段階で、やっと「自分を振り返り、変化を創ることができる」ようになるのではないかと...思う、今日この頃です。
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