脳の特性を知って、楽に生きよう!
さて、突然の実験です。
「真っ赤な色のパンダを想像しないでください。」
真っ赤なパンダの絵を頭に思い浮かべたらだめです。考えない。
真っ赤なパンダですよ、考えちゃだめです!
どうですか?
頭の中が、赤いパンダだらけになりませんか?
「もう、赤いパンダがラインダンスして踊ってます!」
っていう方、ほんとに素直な方ですね。大好きです。
これは、脳の特性です。
脳は否定形が不得意。
もしくは出来ないと言って過言ではありません。
〇〇しない=〇〇 なのです。
誰かに、もちろん自分にも、注意する時には
否定形は使わないように気をつけてくださいね。
子供に、
「走らないで!」
「間違えないで!」と言うのは、これNGです。
「走って!」「間違えて!」と言っているのと同じです。
では、どんな言葉をかけたらよいのでしょうか。
「ゆっくり、歩いてね」
「ていねいにやってみよう」
そうすると、こちらの意図した事が、キチンと相手の脳に伝わります。
脳は、人の行動をあやつる本当に優れた器官です。
けれども、脳は万能ではないのです。
だからこそ、その特性をきちんと知って使いましょう。
さてさて、また、真っ赤なパンダの話に戻ります。
頭の中にいっぱいになった真っ赤なパンダを一瞬で消す方法があります。
もう一度、真っ赤なパンダを頭の中にいっぱいにしてください。
出来ましたか?
それでは、いきますよ。
真っ青ないライオンを想像してください!真っ青です。
全身真っ青のライオンです。
どうですか?
一瞬かもしれませんが、真っ赤なのパンダから、
真っ青のライオンにチェンジしませんでしたか?
このように、脳は一瞬で書き換えができる素晴らしい、
処理能力も持っています。
毎日が、つらい・悲しい・嫌だ…。と考えられるのであれば、
毎日が、楽しい・明るい・ハッピーだ!
とも、考えられると言う事です。
これは思考の話しです。
感情が入るともっと複雑なので、簡単にはいかないかもしれません。
無理矢理ポジティブでいて下さいと言っているのでもありません。
本当に、つらくて、どうにもならない時、
一時で良いのです。脳をちょっと騙してみて下さい。
「考えないようにしよう。考えないようにしよう。」
と考えると、余計にそのことばかりの集中してしまいます。
別のことを考えることは、脳の疲労の軽減につながります。
脳の不調は、必ず身体全体に影響します。
そうならないために、上手く逃げる方法を普段から練習しておきましょう。
よい方法はたくさんありますよ。
また、今度お話しますね。
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