ゼロの【１４０字小説】3連発！
デジタルアートセンターPlus広島の利用者・ゼロさんが制作した【１４０字小説】3連発です。非リア的な主人公たちのペーソス溢れる１４０字小説を制作してくださいました！ ぜひお楽しみください❤
挿絵は
同じくデジタルアートセンターPlus広島の利用者、
揚げ豆腐さんが制作したものです。
タダノライト
ガサゴソガサゴソ……手慣れた手つきで物をとりだす…あれでもない
これでもない
…あったぞ！これだ！懐中電灯！これがないとこの暗い夜道は歩けない。
ピカッとつけてみる。
すると大きくなったのは何だろう？
「パパ、なんで大きくなったの？」
父は答えた。「なんでだろうね？」
昼にやったら見えなかった。
【完】
青春？
「友情など！何もうまぬ！」
友を奪われ、彼女も奪われた。
俺はただ復讐のためだけに強くなる。
「このままじゃだめだ…もっと強くな
らなきゃだめなんだ…」
ただ一人強くなる…何者の助けもなしで……
「あいつを蹴落とす！」
そしてむかえた最終決戦…結果は見るに値しない圧勝。
「この学校は点数が勝者だ。」
【完】
「」
「どうしてだぁ〜！」
志望校に落ちた。どうして！私の答案は完璧
なはず！
１日５時間以上勉強して学校内での
成績も上位常駐！
なのにどうして！
この私が！
学校に行く。皆はもう志望校に入っている。
あぁ…つらい…。
「どうして俺だけ！」
先生は職員室に俺をさそって口を開いた。
「受験料は？」
………あ、
「公園で〇〇したい！」
公園でサッカーしてたら遠くから車で来たオジイとオバァが「うるさい！どっか
いけ！」って追い払った後、
その公園でゲートゴルフ始めやがった！
…あの野郎、子どもの声は騒音扱いでゲートゴルフの音は生活音扱いかよ、
ちなみに俺は公園でサッカーをするより静かな方が好き。
【完】
デジタルアートセンターPlus広島について
こちらは当事業所利用者さんのクリエイティブです。
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・執筆 ゼロ さん
・挿画 揚げ豆腐 さん
・©デジタルアートセンターPlus広島