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人生2周目だったらカメラはこうする

noteを彷徨っていると、カメラネタで書いていることもあって当然カメラネタが流れてくるわけですが、ライカ関連の記事を見て、2度ほど、

 最近ライカユーザー多くないか?

 という言葉を見ることになりました。
 Twitterも然りですが、自分の関心に従って記事が流れてきますから、そりゃ目立ってきて当然ですよね。
 でも、確かにそんな気はする、とも思うわけです。

 とはいえ、実際のところは分からないままなんですが、しかしそれでも、それが事実としたなら、その要因として2つのことが挙げられるような気がします。もちろん肌感覚ですし極主観的な見方です。

フジフイルムのせいだ。

 以前フジフイルムのブログを読み漁っていた時に、フジフイルムユーザーの方がライカを手に入れたという内容を読むことがそれなりの頻度でありました。なぜそうなるのかは、フジフイルムのカメラを見れば分かるのではないかと思いますので割愛しつつ、フジフイルムのカメラを呼び水にライカに行ってしまう人はそれなりにいそうです。
 自分もそうですし。

カメラが高くなってきたためだ

 あることはあるんですよ、エントリー機。でも以前のようにそれが数としての最大ボリューム層ではなくなった印象があります。そうしてカメラやレンズが軒並み高くなっている。R6mark2が30万ちょっと、そこに自分の望む構成でいけば、レンズが一本で30万とか飛ぶ。もうちょっと安いのもあるのだけれど、ちょっといいのだったら、それくらいは平気でする。
 もちろん、一台100万円はするライカ、レンズももっと高いことを考えれば、他のカメラが高くなってきたのと並行して、ライカもだんだんと高くなっているわけだから、そこには確かな差があるのだけれど、М型なら使う焦点距離は限られているし、ズームレンズもないから、システムを組むのに実はそこまでお金かからないんじゃないか、とも思うわけです。ライカの高さと製品サイクルの長さも踏まえれば、そうそう買い替えするわけでもないでしょうから(って買い替えしまくっている人を見ることもしばしばあるけれど)、cannonのボディを4台使ってきたそのトータルを見てみれば、そのボディだけでも60万はつかっているわけです。それが今やミラーレスだともうちょっとは高くつくわけです。
 だったらライカ一台に絞ったっていいですよね。

人生2周目だったなら

 今期のドラマの中で最高に面白かったのはブラッシュアップライフでした。コミカルなのに、中盤以降からストーリーに変化が起きて、涙しちゃう、その上でまた笑いが押し寄せるという、泣いて良いんだか、笑ってしまいたいんだか、わからん状態を生み出したバカリズムさんの脚本と、細部に、完全ノックアウト。なんだよミヤオカサンハキコンシャって、ずるいだろ? 
 ドラマにそんなに執心しない自分も3年くらいに一度大ハマりするのですが、今回はこのブラッシュアップライフでした。
(ちなみに、順不同ですがハマったのはショムニ 殴る女 (ぐっと時間が経って)それでも、生きていく 逃げるは恥だが役に立つ …覚えているのはこんくらいかな。)

 もう一度人間に生まれ変わるために、今世をやり直して徳を積むという話だけれど、で、このドラマの中では2周目なんざ、ひよっこもひよっこ、浅野忠信も無駄遣い扱いてなもんだけれど、とりあえずカメラ業界の動きを知っている状態なら、こうするだろうな、と思うことがあるのです。

とりあえずM型レンズを手に入れておきたい、フィルムで撮っておきたい。

 値段が上がりに上がっているMレンズを早い段階から揃えておきたい。なんならライカのカメラをフィルムで手にしておきたい。M3は2周目ももらえるとして、フィルムで活動しておく。後々こんなにフィルム高くなるのを知ってたら、100円フィルムがごろごろしてた時にたんまり使っておくべきだったと思う。

デジタルは最小でとりあえずいく

Canonもミラーレスに行った今を知っていたなら、EFレンズを揃えるのもちょっと躊躇する。ならばフルサイズボディを一台手に入れてそれだけでなんでも撮る。オールドレンズでCanonに着くM42マウント遊びをしても楽しかろう。

あとはとにかく貯金だ。
それでM10Pを買う。

とはいえそんなうまくいくわけない。

 ドラマのようにうまくいくわけはないでしょうし、2周目なら違う趣味見つけなよ、とも思います。でも、先を知っていたらこんなにあれこれ買ったりせず、最短で自分に合った機材を揃えられるのに、と思ってしまうわけです。

 ライカユーザーが実際増えているかどうかは分かりませんが、みなさんもそれなりにアレコレ経てきたはず。その先にあるCanonだったりニコンだったり、SONYだったりするんだと思います。

 最短で自分の合ったものをとは言いましたが、その遠回りが楽しかっただろ? そうも思うわけで、結局、もし2周目でそうしたとしても、違った価値観が芽生えて今とは違うものを選んでしまうかもしれない。趣味ってそんなものなのかもしれません、ね。


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