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写真とカメラを大仰に語る

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写真とカメラについて、思ったことを書き連ねたものです。小さなことを大袈裟に。読んでために…ならないコラム集です。
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2022年6月の記事一覧

写真展をしたら結婚しちゃった

写真展をしたら結婚しちゃった

 写真展を2度したことがある。いずれも同じ場所だ。川沿いにある抜けの良い眺めのカフェの一階の、4坪ほどのギャラリー。以前noteにも書いた自転車とカメラの好きなカフェの元マスターの、その店で、写真展をした。そしてそれが、妻と結婚することになるきっかけになるとは、思いも寄らなかった。

 そのカフェを知ったのは、ブログで知った方がその店で写真展をすることになったと知ったからだった。ネットで繋がってい

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何も起こらない-写真新世紀より

何も起こらない-写真新世紀より

 2020年、第43回の写真新世紀のグランプリ候補に知った名前があった。僕が知っているというだけで、向こうは僕を知っているわけではない、地元の大きな美展に熱心に作品を出している人なら、あー、あの、となるくらいは知られた青年だ。というのも、その美術展で最年少で無監査となった人だからだ。
 無監査となったときの写真は、大学かどこかの建物に挟まれた空間、有り体に言えば空が写っていた。なんの変哲もない、た

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いいね がつかなくても

いいね がつかなくても

 もはや、皆そう感じられてるいることだと思うのだけど、写真系のTwitterにしてもここ、noteにしても、 Instagramにしても、いいねの数がそのまま写真の良し悪しに繋がるわけではない。いいねが少なくても、めたらやたらと上手いと思わせる写真がある。一方で、いいねがついている写真の多くは、やはり何某か、おお、と思わせるところがあるのも事実で、それが、写真そのものの良さだけではないところがSN

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