39.韓ドラについて
嗚呼、、働きたくないでござります、働きたくないでござります。
私にとっての叶わぬ夢。
それは
大好きな韓国ドラマを不眠不休で永遠に見続けたい、だ。
これでもか、というほどに。
韓国ドラマは、興味無い方は全く観ない生活を送られていると思う。
私もそのひとりだった。
今日は韓国ドラマについて、熱く語りたい。
お気持ちお察ししますので、興味ない方はスルーでケンチャナyo❤️
韓国ドラマにハマったのは、コロナ禍の時代。ちょうど手術をして、その頃勤めていた会社を1ヶ月休職していた時だ。軽めの運動と安静を主治医から勧められ、どっちなんだい💪状態の中、家でゴロゴロ暇を持て余していた。見兼ねた友人からあるドラマを観るよう超絶推された。
それが
ミセン-未生-
勧められたが、なんだか観る気が起こらない。
私の集中力はカップラーメンが出来上がる時間ほど短い。
ミセンは全20話、1話1時間越え。こんなに長いドラマを見続ける気力が私にあるはずもなく『ふーん』くらいに聞き流した。
そして、趣味もない私は部屋の窓から春の陽気をただ眺める生活を数日送る。
………
飽きた٩( ᐛ )و
友人に伝えると
『このドラマ（ミセン）を観た時に、ユカリの仕事の愚痴が思い浮かんだ。（いつも愚痴っていたもんね…）ユカリの会社での状況と酷似する場面がきっとあるはずだ。仕事復帰するまでに騙されたと思って1回観た方がいい。もしかしたらユカリの活力になるかもしれない。おもろなかったら止めたらいいから』
なんなんだよぅ、その説得力。
あの頃の私は昭和から続く一族経営の中小企業でイラレのオペレーターをしていた。中途入社が珍しく周りから好奇の目で見られるは、同期入社の同い年の男子に先に出世されたりお給料が低かったり…男尊女卑が色濃く残り正当評価されずに年功序列で男性だけ出世する会社に疲弊している時だった。
んじゃ、観てみるよ。
私は初めての韓ドラに足を踏み入れた。
………
うげーーーーーっ
なんやこれ！
めっちゃおもろいやん！！！
母（道連れ）と3日ほどかけて一気見した。2日目の夕食はお互い買い物と作る時間を惜しみ宅配ピザにした。
主人公チャン・グレが配属された営業3課の上司、オ課長とキム代理。周りから高卒ということで最初はいじめられたり認められないグレ。しかし、グレのひたむきさや能力の高さに気付いてオ課長とキム代理はグレの良き理解者になる。この先輩方がとにかく良い！！！情に熱く、人間味溢れる包容力、優しさ、気遣い。もし私がワンインターナショナル（グレ達が働く会社）に入社したなら、営業3課に配属されたい。
そしてグレの同期たち
チャン・ベッキ
アン・ヨンイ
ハン・ソンニュル
ライバルとして切磋琢磨しながらも、４人一緒に成長していく姿。彼ら３人は超エリートなのだが、理不尽な上司に振り回されたりそれぞれの立ち位置も詳細に描かれている。
ここまでノー資料で一気に書き上げたミセンオタクな自分に驚きだ。
いつか韓国を訪れてミセンのロケ地巡りをしてみたい。
というわけで、初めての韓国ドラマを見終わった私はそこから韓ドラ沼にハマっていくことになる。
まずは、ミセンの主役チャン・グレことイム・シワンくんのファンになり、出演作全鑑賞。
その後、チャン・ベッキ役カン・ハヌルくんの『椿の花咲く頃』や、ハン・ソンニュル役ピョン・ヨハンくんの『ミスターサンシャイン』等出演作を鑑賞。
おまけにオ課長役イ・ソンミンさんの映画等も鑑賞。
その頃には体も完全回復し、いよいよ社会復帰しなければならない時を迎えていた。
ミセンを観て会社に行く意欲が出るかと思いきや、『働きたくないでござります』の思いが一層強くなっていた。
冒頭でも話した
大好きな韓国ドラマを不眠不休で永遠に見続けたい
これに尽きる。
私の韓ドラ鑑賞スタートは、不眠不休で永遠に見続ける環境から始まった為、今でもあの何も気にせずドラマだけに没頭出来る日々に戻りたいとさえ思う。
ミセンを紹介してくれた友人は
逆効果やったかーっ
と頭を抱え笑ったが
私は今でも紹介してくれた友人に感謝している。
なにもない私に生きる活力を与えてくれたのは間違いなく韓国ドラマだ。
韓国ドラマを観ていると
とにかく出てくる料理がどれも美味しそうなこと。それまで韓国料理を食べたことがなかった私は一気に興味をもつ。なかでもソジュ（焼酎）をドラマではみんな一気に流し込む。
飲んでみたい
病気療養が終わってから初めて飲んだお酒はソジュだった。
普段家でお酒を飲まないが、主治医からお酒解禁のゴーサインが出たその足で買いに行った。
味は日本酒も飲めないのでなかなかキツいお酒に感じてしまったが、私的にはソーダ等で割ると飲みやすかった。
それから初韓国料理も堪能し…
絵に描いたようなハマり具合をみせる。
韓国恋愛ドラマあるあるを言いたい。
●記憶喪失
●交通事故
●主人公と恋に落ちる相手は、幼い頃に出会っていた
だいたいこの3つの設定がよくあるパターンだ。このパターンが来ると
またかっ🤦♀️
と思うのだか、結局続きが気になり観てしまう。
最近観たドラマでハマったのが
リアルな手術シーンに母は途中でリタイアした。チュ・ジフン演じる天才医師ペク・ガンヒョクが救急医療センターに着任する所から物語が始まる。
ありえない設定のありえない場面満載のトラウマコード。全8話なのでサクッと疾走感が心地よいドラマに仕上がっている。
この主演のチュ・ジフンがカッコ良すぎて、また他の彼の出演作を見続けてしまった。
と………こうして
素敵な俳優さんがいたら、その過去作を追いかけるという無限ループがやってくるのだ。
だから、韓国ドラマはやめられない。
