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#アルザス

アニョーパスカル。アルザスの復活祭のお菓子について

アニョーパスカル。アルザスの復活祭のお菓子について

アニョー・パスカル。アルザス地方で復活祭に作られるお菓子です。信者数22億5000万人。世界最大と言われるキリスト教が普及した国では、1年に一度、キリストの復活を祝う復活祭(フランス語でパークPâques 、英語でイースター Easter)の日が定められています。

ベツレヘムで生まれ、ナザレで育ったイエス・キリストは、やがて使徒と呼ばれる弟子たちを伴い、各地を周って自らの教えを広めました。そんな

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ベツレヘムに向かう聖人のために作られたお菓子、クグロフ。

ベツレヘムに向かう聖人のために作られたお菓子、クグロフ。

フランス、アルザスを代表する伝統菓子です。

16~17世紀ごろ生まれたと言われていますが、1770年オーストリアからルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットがフランスに伝えたという説もあります。

凹凸のある独特の型で作る発酵生地のお菓子ですが、その型の存在が明確に認められるのは、18世紀になってからです。クグロフとして現在のものに近い完璧なレシピが見出されるのが、19世紀初頭。とはいえ、話好き

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アルザスワイン、まとめ

アルザスワイン、まとめ

アルザスワインの特徴は、シャトーでも村の名前でもなく、「リースリング」や「ゲヴェルツトラミネール」というように、ぶどうの品種をラベルに記載することである。白ワイン用の6品種、赤ワイン用の1品種の個性を知れば、アルザスワインを楽しめる。

アルザスのブドウ畑は、ヴォージュ山脈の東斜面、南北に約100キロにわたって長く続き、それに沿ってワイン街道と呼ばれる道が通っており、その界隈にはアルザスの真珠と呼

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アルザス地方のおやつ菓子、マンディアン。

アルザス地方のおやつ菓子、マンディアン。

このお菓子は、硬くなったクグロフで作るアルザスのパンプディング。
何種類かのフルーツを散らす。
マンディアンとは、物乞いという意味だが、転じて経を唱えながら歩いて物を乞う托鉢(たくはつ)僧。

ヨーロッパでは、カルメル、フランチェスコ、ドミニコ、アウグスチノの4つの托鉢修道会があり、マンディアンに散らす果物が、それらの修道服の色に似た色なのでそう呼ばれるらしい。

チョコレートのマンディアンも、そ

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