家庭菜園スタート
種を蒔いた。たくさん蒔いた。夏野菜の種まきはまだまだこれから、間に合うよ。今、苗をそだてているのはナス、ピーマン、ミニトマト、ズッキーニ、ケール、枝豆、トウモロコシ。畑に蒔いたのはゴボウ、ニンジン、、、種芋を植えたのはサトイモ。3月に植えたジャガイモはかなり大きくなった。これからジャガイモを植えてみたいなら今度は秋、9月に植えたら12月に秋じゃががとれるよ。
なにか種を蒔いてみたいという人はぜひ、蒔いてみてほしいと思う。少しでも自分が食べるものを自分で作れるのは心強い。ベランダでもいいし、ちょっとした庭先でもいい。
種を蒔く人が増えると、人類の安心につながる。大げさに聞こえるかもしれないけど。
小さな行動がおおきなうねりに。
これから蒔くなら、カボチャやオクラやインゲンがいいかな。蒔く時期はその土地の気候にもよるから、今植えていいもの、もう少し先のものなどある。シソやバジルなどなら気軽にできるかもしれない。ホームセンターの種売り場の前に立ってみることから始めてみてはどうでしょう。
娘が水やり。食べれるものしか作ってこなかったが、今年はひまわりや千日紅も蒔いてみた
そのうち、F1の種がなんなのかわかり、固定種の種を選びたい、となってくるかもしれない。今はそんなことまずいいから、とにかく蒔く蒔く蒔く。
昨年リコンした。もう農家ではない。だから、家庭菜園を始めた。おかしな話で家庭菜園は初めて。農業と様子が違う。だからと言って全くの素人ではない。でも、正直ちょっと頼りないかもしれない。
移住して農家を20年やった、いわゆる脱サラ農家。農薬化学肥料は使ったことない、自然農法、自給農。米、野菜、豆、果物がたくさんできた。
夫婦でがっつり農作業の毎日だったけど、元夫が作業の段取りをして、わたしは言われた作業をする毎日だった。現場監督と労働者みたいなかんじ。一人で野菜を少量作るーというのは全く次元が違うのだ。
細かなことを語ると、きりがない。20年前に福岡正信さんの本を読んで衝撃をうけ、農業を始めようといったのは私。ど素人が都市部から山間のかやぶき屋根の家へ移住していきなり農業をやった。出産、子育て、味噌づくりや、ジャムやお菓子など加工品づくり。農作業講座、ライヴやイベント開催、や出店、、、農業と同時に農園としていろんなことをやってきた。
ある日の日曜市、農園で12年続いている月に一度の日曜市も今月はお休み。
さて、種を蒔いたら、なんといっても発芽が楽しみ。種が土を押し上げて芽をだすのを目撃したら、微笑まずにはいられない。