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凍った湖でスケートしてみよう!エストニアの冬の楽しみ方
「アタシは子どものころマイナス25度の吹雪の中を歩いて学校にいったもんよ!」と得意そうに言う妻。
たしかに、もともとエストニアの冬は極寒で真冬になるとマイナス20度を下回る日々が続いたらしい。
なんでも最低気温の記録はマイナス43度とか?!もうここまでくるとどんな寒さかも想像できない。。(もちろんあくまでもレコードなので普通はここまで寒くなることはありません)
記録的な寒さを経験したことない人でも、大抵のエストニア人は凍てつくような寒さの日々を経験し、スキーで学校に通学したことのある人も少なくない。
でも暖冬が続いている近年ではマイナス20度はおろか、雪さえもまともにふらない冬が度々あった。
ただ今年はエストニアだけでなく世界中雪がたくさんふってるようで、みんな(特に子どもたち)うれしそうにしている。
そして気温がマイナス10度くらいになると湖が氷だし、自然のスケートリンクができあがるのです。ヴィリャンディには湖が2つあり、どちらも市が準備・メンテをやってくれる。もちろん無料で使用可能。
ただ暖かい着替え場もなければ、特別な設備などがあるわけではないので、スケート靴は持参しないといけない。
でもローカルの人たちにとっては湖が凍るのは日常的なことなので、Myスケート靴を持っている人は多い。
今回は近くにあるヴィリャンディ湖ではなく車で5分ほど行ったところにあるパーラ湖にいってみた。
スケートリンクとは言ったけど、屋内であるようなだ円型リンクではなく、スケートコースのような感じになってます。そこをみんながジョギングするような感覚で回って楽しんでいます。
氷の表面もそこまでツルツルではなくたまに、ゴっ!ってつまづきそうになる時もあるので多少の注意は必要。
5歳半ともうすぐ4歳になる娘たちはまだまだ苦戦しているが、着実に上達してきている。
おっ、できてるデキてる!
と思った矢先に、
べんっ。とコケてしまう。でもコケ方もうまくなったし、メイはめったに尻もちはつかなくなった。
サデはちょっと滑ってはコケ、ちょっと滑ってはコケ。を繰り返しているけど、ヒールを履いたお姉さんのよーに、カっツカっツと音をたてながらテクテク歩けるようにはなってた。
この日は日中でもマイナス10度くらいでなかなか寒かった!やっぱりこのくらいの気温になると顔が痛くなる。パリッとした空気は好きなんだけど、子どもの面倒ばかりみてると体を動かす量が足りず、こちらが寒くなってしまう。
子どものたちはスケート靴の下はウールの靴下をはいてます。手袋もウール。スケート以外も含めて1時間以上遊んだけど、手足は冷たくなってなかった。やっぱり寒さにはウールがいい。
滑っている大人の中にはスピードスケートの選手のような全身タイツ?(スパンデックス?)を着ている本格的な人もいた。(おっちゃんでしたが)またスケートではないけど、とげとげスパイクのようなものを靴に取り付けてジョギングをしている人もちらほら見ました。
ボクたちが帰るころには割と多くの人が集まってきてた。やはり現在の状況もあってかこうした外でてきるアクティビティがすごく人気・需要があるみたいだ。
ちなみにヴィリャンディは感染者数も少なく、大体一日3-7人とかが続いているくらい。10人を超えることは珍しいから、町自体はあまり緊迫してないかな?
ボクは九州出身なので、凍った湖でスケートするのはエストニアが初めてだった。外は解放感があるし、景色もいいので、是非冬にエストニア・ヴィリャンディに来る機会があったら是非挑戦してみてください!
ヴィリャンディ湖のところは近くにゲストハウスがあって、泊まってない人でもスケート靴のレンタルができます。
最後はちょっと動画も。
メイは「ちょっと一回りしてくるわ!」と得意気にサデに言ってました。笑
次はアイスフィッシングでもやってみようかな?
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